2009年12月30日
力んじゃだめか?
『たまには勝ちたい』 さんから質問をいただきました。
スウィング中の脱力についてです。
以下がそのコメントの全文です。
度々の質問、失礼いたします。
松原コーチのブログを拝見していると、打つときに力んでもかまわないとのアドバイスを目にします。しかし、インターネットやテニス情報誌では、できる限り脱力した方がいいと書かれています。スイングスピードを上げるという点では脱力した方がスパッと振れる気がしますが、強いボールに打ち負けない面の安定を考えると、脱力したままでははじかれてしまうと思います。力を入れた中でスイングスピードをあげるにはどうしたらよいのでしょうか?
投稿者 たまには勝ちたい 2009/12/28 09:34
私の答えです。
フォアハンドを例にとり、ちょっと復習です。
力を入れなければいけないところ
言い換えると、動きを規制するために固めなければいけないところと
自由に動かせなければならないところがあります。
ラケット面の向きは保たなければいけないので
腕をねじるような動作は規制されなければならない。
一方、スウィング方向の動きは自在でなければならない。
大雑把に言うとそんなところです。
テニスでは、コントロールがあって、初めてスピードが生きてくる。
どちらが優先するかは明らかですよね。
したがって、ラケット面を保つ力は
必要以上あるべきで
少なすぎは問題外、
多すぎのほうがまだましということです。
次にどうやって不必要な力を抜くのかということですが
結論を言うと、バーンと一発、まずはうんと力んじゃうこと。
思い切り力んじゃえば、いっそ力を抜く加減がわかるというものです。
一度、死ぬほど力みかえってテニスをしてみるといいと思います。
そうしてから少しづつ、力みをとっていったらいいのではないでしょうか。
案外簡単に、力みをとることができると思います。
次に、力まないほうが良いということの思想的背景
なんてことを考えた。
力まないほうがいいという人は多いのだが
いろいろ考えたり、試したりして、そこにたどり着いたのだろうか?
コートの上で考えたのか?
机の上でか?
それともそうゆう風に誰かに聞いた?
もしかしたら、力まないほうがいいに決まっているということが
話の前提になっていないだろうか。
脇を閉めたほうがいいとか
腰を落としたほうがいいとか
止まって打ったほうがやさしいとか
みんな・・・
ちょっと話がそれちゃった。
元へ戻して
同じショットを打つのに
力をいれずにできる人は、力みかえって打つ人よりえらいという考え方の是非?
テニスではどちらでも、決まったら1点ですよね。
力を入れずに出来たら2点というわけではないですよね。
まあ、そんなこんなで、『力んじゃったら』 というわけ。
それで、力んじゃっても、スピードを出すコツですが。
あります。
『インパクト少し前までをゆっくり持っていって
インパクト前後から、後半を鋭く振り切る。』
フォアもバックもサーブもスマッシュも
ラケットのスウィングスピードのピークをインパクト後に持っていく。
一流プロのスウィングを見ていると、それを感じませんか?
へぼな人を見ていると、インパクト前ばっかり、がんばっている。
そうゆう人を見ていると、「力まないほうがいいよ」といいたくなってしまう。
逆に、すごく力をいれているのに
先ほどの、『インパクト後のすごい振り』 の人は
力んでいるように見えない。
ということです。
ぜひ、お試しください。
スウィング中の脱力についてです。
以下がそのコメントの全文です。
度々の質問、失礼いたします。
松原コーチのブログを拝見していると、打つときに力んでもかまわないとのアドバイスを目にします。しかし、インターネットやテニス情報誌では、できる限り脱力した方がいいと書かれています。スイングスピードを上げるという点では脱力した方がスパッと振れる気がしますが、強いボールに打ち負けない面の安定を考えると、脱力したままでははじかれてしまうと思います。力を入れた中でスイングスピードをあげるにはどうしたらよいのでしょうか?
投稿者 たまには勝ちたい 2009/12/28 09:34
私の答えです。
フォアハンドを例にとり、ちょっと復習です。
力を入れなければいけないところ
言い換えると、動きを規制するために固めなければいけないところと
自由に動かせなければならないところがあります。
ラケット面の向きは保たなければいけないので
腕をねじるような動作は規制されなければならない。
一方、スウィング方向の動きは自在でなければならない。
大雑把に言うとそんなところです。
テニスでは、コントロールがあって、初めてスピードが生きてくる。
どちらが優先するかは明らかですよね。
したがって、ラケット面を保つ力は
必要以上あるべきで
少なすぎは問題外、
多すぎのほうがまだましということです。
次にどうやって不必要な力を抜くのかということですが
結論を言うと、バーンと一発、まずはうんと力んじゃうこと。
思い切り力んじゃえば、いっそ力を抜く加減がわかるというものです。
一度、死ぬほど力みかえってテニスをしてみるといいと思います。
そうしてから少しづつ、力みをとっていったらいいのではないでしょうか。
案外簡単に、力みをとることができると思います。
次に、力まないほうが良いということの思想的背景
なんてことを考えた。
力まないほうがいいという人は多いのだが
いろいろ考えたり、試したりして、そこにたどり着いたのだろうか?
コートの上で考えたのか?
机の上でか?
それともそうゆう風に誰かに聞いた?
もしかしたら、力まないほうがいいに決まっているということが
話の前提になっていないだろうか。
脇を閉めたほうがいいとか
腰を落としたほうがいいとか
止まって打ったほうがやさしいとか
みんな・・・
ちょっと話がそれちゃった。
元へ戻して
同じショットを打つのに
力をいれずにできる人は、力みかえって打つ人よりえらいという考え方の是非?
テニスではどちらでも、決まったら1点ですよね。
力を入れずに出来たら2点というわけではないですよね。
まあ、そんなこんなで、『力んじゃったら』 というわけ。
それで、力んじゃっても、スピードを出すコツですが。
あります。
『インパクト少し前までをゆっくり持っていって
インパクト前後から、後半を鋭く振り切る。』
フォアもバックもサーブもスマッシュも
ラケットのスウィングスピードのピークをインパクト後に持っていく。
一流プロのスウィングを見ていると、それを感じませんか?
へぼな人を見ていると、インパクト前ばっかり、がんばっている。
そうゆう人を見ていると、「力まないほうがいいよ」といいたくなってしまう。
逆に、すごく力をいれているのに
先ほどの、『インパクト後のすごい振り』 の人は
力んでいるように見えない。
ということです。
ぜひ、お試しください。