2013年08月07日
横向きスピンサーブ
『いのりん』 さんから再度、スピンサーブの質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
先日はスピンサーブの件で、ご回答いただきありがとうございました。
教えていただいた身体の向きを意識して、練習に励みたいと思います。
さらにもう少し教えていただきたい点があるのですが、
よくテニス雑誌などのスピンサーブ技術解説で、
・スピンサーブは左下から右上へのスイングが必要となるため、インパクトまでは身体の横向きを維持すること。
・横向きの状態で、ベースラインとほぼ並行になるようスイングすること。
・その結果、スイング方向と打球方向にギャップが生まれ(あっちむいてホイ的に)、左方向にボールが飛んでいき、右へキックする。
と、あります。
上記の様な打ち方は、過去に行われていたものであって、現在の技術に当てはまらないものなのでしょうか?
あるいは、ボールスピードよりも回転を重視した打ち方なのでしょうか?
再度、ご教示いただきたくお願いいたします。
投稿者 いのりん 2013/08/02 21:08
私の答えです。
この横向きで
肘を伸ばしていくことにより、こすり挙げる方法
というのは
誰しも最初に考えることで
実は、私も高校生のころこうやって打ち始めました。
面感覚の導入編といったところでしょうか。
また、机の上で考えて
こうすべきだと思い、確信しているコーチもたくさんいます。
最初にやるには、入りやすい面もあります。
内旋、回内を使い
インパクトで打球方向に向いていく打ち方は
現代のプロがやっている普通の打ち方ですが
先ほどの、横向きのこすり上げ要素も
プロも少しですが、それなりに使っています。
腕はインパクトに向かって伸びていくわけで
腕の曲げ伸ばしの要素が当然あります。
横向き、こすり上げ要素が3割
内旋、回内、上体前向き回転要素が7割、といったところでしょうか。
進歩の過程ですが
中級者が横向きでこすり上げることに成功し
シュルシュル緩めスピンサーブを打てるようになった後
より強力なサーブを求めて、内旋回内型に変化していきます。
特にアドコートからは自然にそうなりやすいようです。
もちろん変化しない、できない人も大勢います。
そうゆう人に
内旋、回内、上体前向き回転要素を教えると
割合簡単に強力スピンサーブが打てるようになります。
ただ、本人の意識に
かたくなな横向き信仰がある場合は難しくなります。
今も昔も
強力スピンサーブを打つ人は前向きでしたし
横向きのままという人もたくさんいます。
時代の流れで変わってきたのは
スピンサーブが前向きで打てるというコーチが出てきたことです。
昔のコーチの説明はみんな横向きでした。
以下がそのコメントの全文です。
先日はスピンサーブの件で、ご回答いただきありがとうございました。
教えていただいた身体の向きを意識して、練習に励みたいと思います。
さらにもう少し教えていただきたい点があるのですが、
よくテニス雑誌などのスピンサーブ技術解説で、
・スピンサーブは左下から右上へのスイングが必要となるため、インパクトまでは身体の横向きを維持すること。
・横向きの状態で、ベースラインとほぼ並行になるようスイングすること。
・その結果、スイング方向と打球方向にギャップが生まれ(あっちむいてホイ的に)、左方向にボールが飛んでいき、右へキックする。
と、あります。
上記の様な打ち方は、過去に行われていたものであって、現在の技術に当てはまらないものなのでしょうか?
あるいは、ボールスピードよりも回転を重視した打ち方なのでしょうか?
再度、ご教示いただきたくお願いいたします。
投稿者 いのりん 2013/08/02 21:08
私の答えです。
この横向きで
肘を伸ばしていくことにより、こすり挙げる方法
というのは
誰しも最初に考えることで
実は、私も高校生のころこうやって打ち始めました。
面感覚の導入編といったところでしょうか。
また、机の上で考えて
こうすべきだと思い、確信しているコーチもたくさんいます。
最初にやるには、入りやすい面もあります。
内旋、回内を使い
インパクトで打球方向に向いていく打ち方は
現代のプロがやっている普通の打ち方ですが
先ほどの、横向きのこすり上げ要素も
プロも少しですが、それなりに使っています。
腕はインパクトに向かって伸びていくわけで
腕の曲げ伸ばしの要素が当然あります。
横向き、こすり上げ要素が3割
内旋、回内、上体前向き回転要素が7割、といったところでしょうか。
進歩の過程ですが
中級者が横向きでこすり上げることに成功し
シュルシュル緩めスピンサーブを打てるようになった後
より強力なサーブを求めて、内旋回内型に変化していきます。
特にアドコートからは自然にそうなりやすいようです。
もちろん変化しない、できない人も大勢います。
そうゆう人に
内旋、回内、上体前向き回転要素を教えると
割合簡単に強力スピンサーブが打てるようになります。
ただ、本人の意識に
かたくなな横向き信仰がある場合は難しくなります。
今も昔も
強力スピンサーブを打つ人は前向きでしたし
横向きのままという人もたくさんいます。
時代の流れで変わってきたのは
スピンサーブが前向きで打てるというコーチが出てきたことです。
昔のコーチの説明はみんな横向きでした。
明解なご回答をいただき、ありがとうございました。
サービスに苦しみ、これまで何人もの方々から、ご指導・アドバイスをいただきましたが、
それぞれ内容が違っていて、どれを拠り所にすればよいのか、ずっと迷っていました。
しかし、今回、松原コーチから明解なご回答をいただいたことで、その迷いは吹き飛んでしまいました。
これを機にサービスの克服に向け、改めて頑張りたいと思います。
ありがとうございました。
思い出しました。
松原コーチの解説が写真付でより
判りやすいと思います。
2010年4月2日の記事を検索してみてください
ttp://matsubara-y.blog.tennis365.net/archives/article/253317.html
ちなみに、僕個人的にはスピンサーブは前向きというと
誤解する人も出てくると思います。
本当に打球方向に直角に肩のラインを作るとスピンサーブは
打てないと思うので・・
だから、前向きという解説写真を見て、
横向きすぎないように注意するという印象を受けています。
表現は人によって異なるのが、解説される方の難しいところですね。