2013年08月29日
スマッシュ前向きの追加
『祐天』 さんからスマッシュ記事への質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんにちは。
スマッシュ3連続記事、全て何度も松原コーチが言われたことですからクラブレベルプレーヤーを見てのことと思います。
この前向きでのスマッシュが上手く出来ればネットプレーの幅が広がるだろうなと思いますがうまくいきません。
打点でコートに入る面が安定して出来ない(面が変化しすぎる?)、スイングが滑らかにフィニッシュまで出来ない(前足の支えが無い?)等々です。
この前向きスマッシュのコツ、間違えやすいことなどアドバイスよろしくお願いします。
投稿者 祐天 2013/08/23 17:46
私の答えです。
先ずこの話の対象ですが
プロも含め一般プレーヤーも、ジュニアも全てです。
プロは易しく実用的だから、こうします。
アマチュアも真似すれば簡単、勝てるようになりますよという話です。
私の話はほとんど
プロはこうしていますということなので
一般の方のみ対象という話の方が少ないと思います
力が入るために、しかもコントロールもよくするために
プロはインパクトで前向きになります。
横向きになってはいけないという話ではありません。
横向きから前向きになって打てればさらに強力ですし
2、3歩下がるときも
横向きになったほうがすばやく後退できます。
もちろんプロはそうしています。
1歩だけのときは前向きのままの方が速いです。
「打点でコートに入る面が安定して出来ない(面が変化しすぎる?)、
スイングが滑らかにフィニッシュまで出来ない(前足の支えが無い?)。」
というのは
打点を前にして、前の足に体重移動しながら打たなければならないという
先入観が強すぎるのでは?
大体、実戦ではそんなことしてる暇はありません。
普通、ロブは後ろに上がりますし
力も内旋を使った方が強いし、で
打点を後ろにすれば面は安定し
こちらの方が深さの距離感がしっかりでます。
つまり安定して打てるということです。
フィニッシュはサンプラスのサーブのように
肘を高めに保ったままになります。
もちろん、面は安定します。
これがスピードもコントロールにも最高になりますし
肘にも優しい。
身体の左下まで振り切る、よくいろいろなコーチが説明する
滑らかなフィニッシュではないかもしれませんが
プロは昔からこうです。
これは1950年代、チャック・マッキンレーの写真ですが
ケン・ローズウォールでもロッド・レーバーでもみんなそうです。
もちろん、ロジャー・フェデラーも。
足の話ですがジャンピングスマッシュはもちろん安定しますが
ジャンプしないのであっても
前足の支えが無いというのは誤解。
足は前後に開いて、上体を前に向ければいいので
足まで横開きには普通はしません。
スマッシュはインパクトで上体前向きが基本で
一般アマチュアプレーヤーは
それを作るために
あまり横向きに構えすぎない方がいいですよ、というお話です。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんにちは。
スマッシュ3連続記事、全て何度も松原コーチが言われたことですからクラブレベルプレーヤーを見てのことと思います。
この前向きでのスマッシュが上手く出来ればネットプレーの幅が広がるだろうなと思いますがうまくいきません。
打点でコートに入る面が安定して出来ない(面が変化しすぎる?)、スイングが滑らかにフィニッシュまで出来ない(前足の支えが無い?)等々です。
この前向きスマッシュのコツ、間違えやすいことなどアドバイスよろしくお願いします。
投稿者 祐天 2013/08/23 17:46
私の答えです。
先ずこの話の対象ですが
プロも含め一般プレーヤーも、ジュニアも全てです。
プロは易しく実用的だから、こうします。
アマチュアも真似すれば簡単、勝てるようになりますよという話です。
私の話はほとんど
プロはこうしていますということなので
一般の方のみ対象という話の方が少ないと思います
力が入るために、しかもコントロールもよくするために
プロはインパクトで前向きになります。
横向きになってはいけないという話ではありません。
横向きから前向きになって打てればさらに強力ですし
2、3歩下がるときも
横向きになったほうがすばやく後退できます。
もちろんプロはそうしています。
1歩だけのときは前向きのままの方が速いです。
「打点でコートに入る面が安定して出来ない(面が変化しすぎる?)、
スイングが滑らかにフィニッシュまで出来ない(前足の支えが無い?)。」
というのは
打点を前にして、前の足に体重移動しながら打たなければならないという
先入観が強すぎるのでは?
大体、実戦ではそんなことしてる暇はありません。
普通、ロブは後ろに上がりますし
力も内旋を使った方が強いし、で
打点を後ろにすれば面は安定し
こちらの方が深さの距離感がしっかりでます。
つまり安定して打てるということです。
フィニッシュはサンプラスのサーブのように
肘を高めに保ったままになります。
もちろん、面は安定します。
これがスピードもコントロールにも最高になりますし
肘にも優しい。
身体の左下まで振り切る、よくいろいろなコーチが説明する
滑らかなフィニッシュではないかもしれませんが
プロは昔からこうです。
これは1950年代、チャック・マッキンレーの写真ですが
ケン・ローズウォールでもロッド・レーバーでもみんなそうです。
もちろん、ロジャー・フェデラーも。
足の話ですがジャンピングスマッシュはもちろん安定しますが
ジャンプしないのであっても
前足の支えが無いというのは誤解。
足は前後に開いて、上体を前に向ければいいので
足まで横開きには普通はしません。
スマッシュはインパクトで上体前向きが基本で
一般アマチュアプレーヤーは
それを作るために
あまり横向きに構えすぎない方がいいですよ、というお話です。