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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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両手バックでストレートに打つには-2

 sk さんから癖球につきコメントしてもらいました。
クロスはコートの外に曲がっていくのに
ストレートは癖玉になるという話についてです。

 sk さんのコメントより
マイク説明不足ですみません。
癖球というのは、右に回転がかかったような球で、
バウンドが少し右に曲がり、コートの内側に行くので、
ストレートで逆を突いたつもりでも、相手の拾いやすい方に行ってしまいます。
クロスだとそのまま外に行くので強いのですが、両手バックはこういうものでしょうか?

 私の説明
スマイル私のアドバイス、ラケットヘッドを落とし、身体を横向き、引きつけて打つ。
というのを実行したわけですから、打点が低ければ当然そうなります。
ラケットヘッドが落ちることにより、ボールの左寄りを捕らえ、サイドスピンがかかります。
ですから、右に食い込んでいくわけです。

 その理屈でいくと、高い打点ならラケットヘッドが上がり
ボールの右側を捉えることになります。
もちろん、ラケットヘッドだけを上げても同じことです。
そうすれば、右に曲がらないボールになると思います。

 ダウンザラインにエース狙いをするのはチャンスボール(少しは高い打点)でしょうし
低い打点のパスの場合は右に曲がるほうがブーメランスネークになり有利です。
クロスとの見分けがつきにくいというメリットもあります。
高い打点のパスは、球質がどうでも抜けます。

 低い打点からのストレートですが
少しくらい右に曲がっても入らないよりはましです。
また、クロスと同じ形で打つことで、不意をつくことができます。
ひょろっと左に曲がるより、右に曲がるボールでも、思い切って鋭く打てたほうが
かえって有利かも知れませんよ。

 また文章が長くなってしまった!!   反省 ラケット&ボール
技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 12:11 | コメント(1)| トラックバック(0)
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コメント
こんばんは。ラケットヘッドをキープしてスイングしたところ、鋭さは減ったものの右に曲がらなくなりました。ついでに高い打点の打ち方のヒントが得られたので、一気に2個の問題が消化できそうです。とても参考になるアドバイス、どうもありがとうございました。
投稿者 sk 2009/06/04 23:36
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