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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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バックの構え方

週1テニスおじさん から、コメントに質問を入れていただきました。

   要点のみコピーします。

マイクわたしは、もう、20年以上もテニスをしているのですが、なかなか上達しないおじさんアマチュアプレイヤーです。

ところで、バックハンドストロークの構えについてお教え願えませんでしょうか。
わたしの場合、片手バックハンドなのですが、フォアの場合、横向きを作る、ラケットを右肩の前にセットとのことですが、バックの場合は、横向きを作る、ラケットを左腰の下にセットするでしょうか。

私の答え。
スマイル バックの構えですが
トップスピン系ですと左腰の下ではなく、
左腰の少し上、身体から離して、といったところ辺りです。

 フェデラーバックのの連続写真を見てください。  動画もついてます。
構えは1枚目がわかりやすいと思います。

 下の写真にもかすれていますが、ヘンマンの構えが写っています。

 左腰の下にセットすると思いがちな方が多いのは
トップスピンのスイングを誤解しているからかも知れません。
スウィングの基本は縦ぶりの振り子だと考えてください。

 これはテニスジャーナル、2003年6月号の説明図。 左の図を見てください。

バックのスウィング平面

 われわれはこの水車みたいな絵を 『スウィング平面』 と呼んでいました。
こうすれば、前ぎみの打点にすれば、自然にトップスピンになっちゃうでしょう。

 それと、この構えから、2度引き目を高く持っていくことにより、勢いも出ます。
さきほどのフェデラー、ここから上げながらループするのを確認してください。
動画だとさらにわかりやすいです

 テイクバックで少し後ろにループすれば、フェデラーになります。
うんとループすれば、エナンになります。


 『身体に巻きつけた腕をほどく』 と思わないほうが理解しやすいと思います。


 週1テニスおじさん  さん、質問ありがとうございます。
皆さんが思っている疑問と、私が想像している皆さんの疑問とが一致しないことが多いので
質問していただくと本当に助かります。

技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 20:49 | コメント(3) | トラックバック(0)