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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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回答ありがとうござい…
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坂の上の雲

司馬遼太郎原作「坂の上の雲」 がNHKで放送されている。
今日が最終回だそうで
しっかり録画の予約をした。


今は昔
保土ヶ谷ローンテニスクラブのヘッドコーチをしていたころ
同僚のコーチに、D君という人がいた。

ある日、本の話になり
彼が、「あんたの愛読書はナンだ」 というので
「何でもかんでも読むから、特別な愛読書というのはない」
と答えた。

彼は、「わしは、坂の上の雲だ」 とのこと。

その頃までは、歴史小説を読んでいなかった私には
実は、ちんぷんかんぷんの名前。  冷や汗


かれは、嬉しそうに概略を話してくれ

「面接の時なんかに、きみの愛読書は何かね、と聞かれたら」
「司馬遼太郎の坂の上の雲です、と答えるんや」
「カッコええやろ」

と、関西出身のかれ。


その後、面接で役に立ったかどうかは分からないが
私の前では、えらくかっこよかった。


その後、「坂の上の雲」 はもちろん
司馬遼太郎の作品を片っ端から読み漁った。


「竜馬がゆく」 や 「坂の上の雲」 にはもちろん感動した。

しかし、何度も読みたくなり
愛読書といえるようになったのは、「菜の花の沖」

菜の花の沖


江戸後期に活躍した廻船業者、 高田屋嘉兵衛の一代記だ。

高田屋嘉兵衛は貧乏人から身を起こし
船頭になり、船持ちの廻船業者になっていく。
函館の港を開き
北方領土の択捉(エトロフ)航路を開拓した人物。

北海道にかかわりのある松原さんには
その辺も琴線に触れるのかもしれない。

出世物語としては、「太閤記」 と同じ
そういえば、「太閤記」 も好きだ。

まあ、単純な構成に引かれやすいたちなのかもしれない。 ワハハ



そういえば、「坂の上の雲」

小説で出てくる女性達のイメージは
たいてい普通の一般人で、しかもそれほど登場しない。
テレビでは、それを特別の美人女優が演じている。

本の方に、より現実感があるのはそのせいかもしれない。 スマイル



年寄りのひとり言 | 投稿者 松原コーチ 18:29 | コメント(0)| トラックバック(0)
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