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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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リターンで重要なこと

松原テニスクラブ印西で若手コーチたちの研修をした。
フォアハンドの動き方を一通り終えて
次は同じフォアを使って、サービスのリターン。

リターンにとっての重要なポイントを指導
苦手な若者も、たちどころに入るようになった。
今日はその秘訣を公開しよう。


まずはリターンの神様、アンドレ・アガシ動画と連続写真を鑑賞。

これを見て、リターンのコツをたちどころに3つ指摘できたら
あなたも解説者として上級。   悪だくみ

もちろんプレーヤとしてもリターンゲームに強い人かもしれない。


さて一つ目はこれ。

『手首の角度をインパクト後もしばらく保っている』  ナイス!

5コマ目でインパクトの後
6コマ目の手首がまだそのままの角度。

打球後は面の向きがどっちを向こうと関係ないのだが
直後にラケットヘッドが先行するようなフォームだと
インパクトですでに手首が緩んでくるのだ。

サーブのボールは重い。
ちょっとした緩みもその重さに負ける要因になる。

また、サーブのボールは速い。
ほとんどあてずっぽうのように振るので  うるせー
ラケット面のセンターをはずすこともしょっちゅうなのだ。

だからグリップがちょっとでも緩むと面の方向が変わってしまう。 怖~い

だから、インパクト後まで力を入れて
手首の角度を変えないアガシはリターンの神様なのだ。  筋肉


次に比較のためにフェデラーの通常のフォアハンド
その動画と連続写真を鑑賞してみよう

4コマ目のインパクトまで面を保った後
5コマ目ではすでにラケットヘッドが走って、面がかぶさっている。
当然手首も緩んでいるだろう。  うるせー

通常のストロークではボールが軽いし
ラケット面のセンターでボールを捕らえる確立もはるかに高い。
そのボールに対してフェデラーは最高に効率のいい使い方をしているのだ。 ピース

手首については
アガシも当然、こういった使い方をしているのだが
フェデラーに比べると全体にやや固めの感じがする。

それについては
アメリカのハード育ちのアガシと
ヨーロッパのクレー育ちのフェデラーの違いなのかもしれない。 びっくり


クレー用に手首を柔らかくすることもできるアガシ。

ハードやリターン用に手首を固めることもできるフェデラー。

どちらもあらゆるコートに対応できる、グランドスラマーなのだ。  ナイス!



レシーブ | 投稿者 松原コーチ 20:33 | コメント(0) | トラックバック(0)