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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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ストリングの張り方

『ocian-side』 さんからの質問です。

以下がそのコメント、全文です。


マイク こんにちは。
毎日楽しく読ませてもらっています。
質問ですが,ストリングのメインとクロスのテンションを変えるのと,
変えないのではどういう長所・短所があるのでしょうか?
雑誌などでは,メインとクロスのテンションを変えることで,
フェイスの変形を防ぐなどとあります。

また松原コーチが「プロが一番の基本…」と言われていますが,
やはりプロもメインとクロスのテンションを変えています。

最終的には個人の感覚に頼ることになると思いますが,
一般論として教えていただけたら…と思いますので,
よろしくお願いします。

投稿者 ocian-side 2010/11/12 07:00






私の答えです。

スマイル 私の考えの結論を先に言っちゃいますと

メインとクロスのテンションは同じでいいと思います。


ラケットはストリングを張らないときの形で

最高の性能が出るように設計してあるそうです。

ですから、張り上がったときに同じ形になるようにするのが本来の考え方だと思います。  ナイス!


そのために、メインとクロスのテンションを同じにするのです。


ただ、張り機のラケットへの支え方や張る順番などにより

作業中にフレームが変形します。


その変形を完成時にキャンセルできるように

テンションや張る場所の順番で調整するのです。


そうゆう意味でテンションを変えるというのは当然ありうることです。  ナイス!



というのが原則論です。  うるせー



うちのスクールでも、どのスタッフが担当しても

同じ仕上がりになるよう

GOSENの張り方をベースに

固定の仕方、通す順番、1本引っ張った後の処理法、等々

すべてうちの標準で統一してあります。

もちろんお客さんの注文があればそれに合わせます。


この標準の張り方がショップによって違っているので

同じ、50ポンドで張ってもいろいろになるのです。

ひどいショップですと担当者毎、大安と仏滅でも違ってきます。  うるせー

私の個人的な好みでいいますと、友引に張るといいようです。



さて、テンションを変える件ですが

私も色々とやってみた事があります。

要らないと思われる糸を抜いたこともあります。


結論を言うと

テンションを変えたご利益を感じたことはありません。  不満


より飛ぶようにしようとか思ってやるのですが

大抵、鈍くなって、使いにくい

結局諦めるという事の繰り返し

もちろんフレームを変形させてしまったこともあります。



以上の考えは私のテニス、プレーに対しての考えです。

ラケットの性能やフィールに対する要求は人それぞれですので

最後は、やってみないと分からない、ということだと思います。


やってみるのは間違いなく面白いです。


プロの張り方、特に男子ですが

彼らはラケットが飛ばないで困るという事はありません。

スピンがかからないで困るという事もない人種です。


ですから、当たった感蝕やボールの捕まえた感、その他・・・

自分のフィールに合うものを使っていると思います。

全員が同じ傾向にあれば

それを持って、基本はプロにあるのだといいたいところですが

実際は千差万別、基本を考える分野ではないと思います。 不満



最近はハイブリッドといって

メインとクロスで違う種類のストリングをセットにしたモノもあります。


これについてはいずれまた。   にっこり



用具のはなし | 投稿者 松原コーチ 16:40 | コメント(2) | トラックバック(0)