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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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ラケットの重さとテンション

『yasumaro』 さんからラケットに関する質問をいただきました。

以下がそのコメント全文です。


マイク いつもためになる教えの数々、ありがとうございます。大変参考になります。今回は、ラケットの重さとテンションについて松原コーチのお考えをお伺いしたく思います。最近まで強い張り(55ポンド以上)は上級者の「あかし」みたいな思い(込み)でプレーしてきましたが、ふと50、47ポンドと緩めにしてみたところ、案外いい感じで打てることに気付きました。そんなもの知らずのイメージでは、重いラケットに強めの張りはしっかり振れる上級者用、軽いラケットにゆるめはあまり振らなくてもボールがよく飛ぶので初級者?用といったことなのですが、松原コーチはこれらの点についてたとえばたくさんの人が思い違いしているなあとか、こういう点には気をつけたほうがいいとかなどございますでしょうか?ちなみに「重いラケットにゆるいテンション」とか「軽いラケットに強い張り」という組み合わせはどうなんだろう?と以前から気になっていたりもします。ちょっと愚問すぎるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

投稿者 yasumaro 2010/10/20 23:53




私の答えです。

スマイル ラケットやストリングはまるっきり個人的なもので

どんなものを使っても、その人が打ちやすいものであればいいのです。

ですから、どんな組み合わせもありです。  ナイス!



まずは私の個人的な好みの話をします。



私が学生のころはストリング込みで、400g以上のラケットを使っていました。  ワハハ

重さの表示はヘビー。

プロのコーチになったときにフォアをトップスピンに変えるため

張りあがり、390gくらいのウッドラケットに

70ポンドで太いストリングを張っていました。  うるせー


現在はこれが私の武器です。  ピース

松原コーチのラケット


ヨネックス RDS 002 TOUR

重さはUL  グリップは3

ウェットタイプのグリップテープを巻き

振動止めは付けません。


ストリングはヨネックス ポリツアープロ125

テンションは44ポンドです。


張り上がり、フル装備で(グリップテープのみですが)

330gくらいです。

この機種でこれより軽いのはありません。


私はフォアハンドの打ちやすさのみでラケットを決めます。 びっくり

しっかりボールを捕まえられてコントロール感があること。

ラケットがぶれないこと。


このぶれないことに関しては

実はこのラケットの重さですと若者のハードヒットに対して

こちらも強く打ち返すと、少しだけ、ばたばたした感じがします。  冷や汗

でもそんなケースはめったにないので、SLに変える予定はありません。


ポリエステルのストリングは伸びにくいので

メインが横に曲がることがありません

いつもまっすぐです。


もちろん、トップスピンを強くかけたときは一時的にずれているはずですので

毎ショットごとにちゃんと戻っているのでしょう。

そのせいか、安定してトップスピンが打ち続けられるようです。  ピース

今はそれほど切れるわけではありませんが

このポリの使いやすさ、安定性が気に入っています。  ナイス!


さて、最近はストリングの張り方が丁寧になり

メインも1本づつ引っ張っています。 (昔は2本づつが多かった)

そのせいだけではないでしょうが

50ポンドというのは

昔は標準、今は固めのような気がします。  悪だくみ

いろいろなテンションで張ってみて、ご自分のお好みを探すしかありません。

あまり先入観でとらわれないほうがいいと思います。 ナイス!


ラケットの重さについては

ボールの重さが決まっている以上

極端に軽いのは問題が出るかもしれません。  うるせー

ラケットの重さがボールを飛ばしてはくれないのです。

少しでも振り遅れたり

スウィートスポットをはずしたりするともろに衝撃が来ます。  うるせー


ですから、「軽いラケットに強い張り」 というのは

ちょっと、怖い感じがします。  怖~い


フレームの重さは最低でも260g以上はあったほうがいいと思います。


「重いラケットにゆるい張り」の人はたくさんいますよ。  ナイス!




用具のはなし | 投稿者 松原コーチ 20:11 | コメント(2) | トラックバック(0)