2010年10月12日
ハーフボレーのスウィングは
『うそほんと』 さんからもうひとつ質問をいただきました。
以下がそのコメント、全文です。
ご返答ありがとうございます。
球出しのボールです。判りづらい質問済みません。
思えば打点が前過ぎた様に思います。
あとテイクバックも大きくしてみます。
ありがとうございました。
球出しと似てる動きと思うのですが、ハーフボレーの打点とスイングについてお時間ある時に解説お願いしたいのですが。
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2010/10/11 19:12
私の答えです。
ハーフボレーの連続写真て、ほとんどないんですね。
大体、雑誌用の連続写真で撮りやすいのはサーブとリターン。
一番撮りにくいのがスマッシュとハーフボレーでしょう。
いつ、始まるかがわからない。
相手が次はハーフボレーだと教えてくれるといいんですが。
そんなわけで、プレーヤーにとっても突然に行うショットなわけです。
ですから難しいことをしている余裕はないのです。
といいつつも、技術的には最も簡単なショットかもしれません。
365ネットの技術解説ページに
ハーフボレーのドロップショットのページを見つけました。
これがそのハーフボレーのドロップショットを解説したページ。
そしてこれがそこに出ていた絵です。
ビリヤードの動きみたいでしょう。
ラケット面が少し上を向いているので
飛んできたボールよりも少し上向きの線になっています。
この絵はドロップショットなので少し上に打たないとネットしちゃうのでこうなっているのです。
もし深く打つならどうします?
そう、面を垂直にして少し強めに当てるのです。
そうすれば、来た高さに、勝手に返ります。
じゃあ、スウィングの仕方は?
これも、うそホントさんの指摘どおり
フラットの玉出しと同じです。
面をまっすぐ当てればいいのです。
技術的な分類は、究極まで回転を減らしたスライスです。
手首を固定し、腕全体で
ラケットヘッドを利かせないようにゆっくり振るのです。
先ほどの技術解説ページに
クレマンのフォアとラペンティーのバックの連続写真があります。
ドロップショットにするためには、もちろんこのまんまです。
ボールに触るだけ。
深く打つには、スウィングを付けて、もう少し押し出すようにすればいいのです。
打点は前になる腰の下かほんの少し前です。
そこが垂直面を作れる場所だからです。
写真ではラペンティーが飛び上がっています。
これは勢いを殺すため、飛び上がる反動でスウィングを止めているのです。
深く打つためには打球方向に向かって
腰を少し送ってやればいいのです。
ハーフボレーというのはなるべく避けるように言われがちな
忌み嫌われている、日陰者です。
ところが面を垂直にすれば勝手に返るという、本質的に簡単なショットです。
もっと積極的に使っていいと思います。
そして、ついでのアドバイス。
ボールを打点までは見ないこと。
ハーフボレーの打点なんて高速度カメラでもないと見えないと思います。
ボールなんて見ないで、ボールの来る線をイメージして
自分のセンスを信じ、気楽に打ちましょう。
以下がそのコメント、全文です。
ご返答ありがとうございます。
球出しのボールです。判りづらい質問済みません。
思えば打点が前過ぎた様に思います。
あとテイクバックも大きくしてみます。
ありがとうございました。
球出しと似てる動きと思うのですが、ハーフボレーの打点とスイングについてお時間ある時に解説お願いしたいのですが。
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2010/10/11 19:12
私の答えです。
ハーフボレーの連続写真て、ほとんどないんですね。
大体、雑誌用の連続写真で撮りやすいのはサーブとリターン。
一番撮りにくいのがスマッシュとハーフボレーでしょう。
いつ、始まるかがわからない。
相手が次はハーフボレーだと教えてくれるといいんですが。
そんなわけで、プレーヤーにとっても突然に行うショットなわけです。
ですから難しいことをしている余裕はないのです。
といいつつも、技術的には最も簡単なショットかもしれません。
365ネットの技術解説ページに
ハーフボレーのドロップショットのページを見つけました。
これがそのハーフボレーのドロップショットを解説したページ。
そしてこれがそこに出ていた絵です。
ビリヤードの動きみたいでしょう。
ラケット面が少し上を向いているので
飛んできたボールよりも少し上向きの線になっています。
この絵はドロップショットなので少し上に打たないとネットしちゃうのでこうなっているのです。
もし深く打つならどうします?
そう、面を垂直にして少し強めに当てるのです。
そうすれば、来た高さに、勝手に返ります。
じゃあ、スウィングの仕方は?
これも、うそホントさんの指摘どおり
フラットの玉出しと同じです。
面をまっすぐ当てればいいのです。
技術的な分類は、究極まで回転を減らしたスライスです。
手首を固定し、腕全体で
ラケットヘッドを利かせないようにゆっくり振るのです。
先ほどの技術解説ページに
クレマンのフォアとラペンティーのバックの連続写真があります。
ドロップショットにするためには、もちろんこのまんまです。
ボールに触るだけ。
深く打つには、スウィングを付けて、もう少し押し出すようにすればいいのです。
打点は前になる腰の下かほんの少し前です。
そこが垂直面を作れる場所だからです。
写真ではラペンティーが飛び上がっています。
これは勢いを殺すため、飛び上がる反動でスウィングを止めているのです。
深く打つためには打球方向に向かって
腰を少し送ってやればいいのです。
ハーフボレーというのはなるべく避けるように言われがちな
忌み嫌われている、日陰者です。
ところが面を垂直にすれば勝手に返るという、本質的に簡単なショットです。
もっと積極的に使っていいと思います。
そして、ついでのアドバイス。
ボールを打点までは見ないこと。
ハーフボレーの打点なんて高速度カメラでもないと見えないと思います。
ボールなんて見ないで、ボールの来る線をイメージして
自分のセンスを信じ、気楽に打ちましょう。