2013年03月19日
フォアハンドは跳んで打つ
『jumper』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
いつも楽しく拝見させて頂いてます。
今回、はじめてコメント(質問)させてもらいます。
フォアのストロークで、飛び上がりながらインパクトすることの、メリットとデメリットを教えてください。
スイングの使い分けは状況によると思いますが、相手のボールが早くて時間のない場合ではなく、ストロークでゆっくりとラリーをしているような状況を想定してます。
テニススクールでは、一様にして、飛ばないようにとアドバイスをもらいますが、自分としてはジャンプを前提にした方がタイミングが取りやすいです。
飛ばないことで、どっしりとした土台が作れるのは理解できるし、土台がしっかりしていた方が、上半身へ伝わるエラーが少ないもの理解できます。
逆に、飛び上がることでは、下半身の蹴り上げのパワーを上体へ伝えることができるし、ジャンプした方が軸(体幹)が必然的に安定するものと感じています。
今後、使い分けをしていくためにも、メリットとデメリットを理解しておきたいので、アドバイスをお願いします。
投稿者 jumper 2013/03/15 12:52
私の答えです。
プロは余裕がある状態でヒットする時はジャンプします。
比較的、スウィング時間に余裕のあることの多いクレーだと
跳び上がるほうが普通。
時間が少ないハードでは跳ばないことが多いのです。
さて、下半身
膝の屈伸を力強く使って打つと、跳んでしまいます。
運動連鎖の観点からいって
下半身の踏ん張り
上体の回転
腕の振りぬき
という動きの順番になり
インパクトは跳び上がってから、空中になります。
パワーの話しの次は安定度。
これも跳び上がったほうが上です。
一番最後のボール位置情報を元に
跳び上がって、インパクトに向かいます。
だからより正確な位置に行けることになり
垂直な姿勢でボールを捉える可能性が高くなります。
もちろん上に跳び上がるので、姿勢が立つということもあります。
安定ということを机の上で考えると間違いやすいので要注意。
確かに地面に足を付けといたほうが
震度7の地震の時は安心です。
自転車ならどうですか
止まっていられますか?
ボールを打つという前提
寸前でも位置が決められるというアドバンテージ
地面から上半身へ伝わるエラーも少なくなるのです。
ボールやラケットは
あなたの足が地面についているかどうかは知りません。
姿勢がいいかどうかは伝わってしまうと思います。
昔、アガシがウィンブルドンで優勝したとき
彼は飛び跳ねてプレーしていたので
イレギュラーの多い芝のコートなのに
アガシのエンドだけ、ちゃんと弾んでいるようだといわれたものです。
さて実戦でどう使い分ける?
原則跳ぶ。
ひまのないときは跳ばない。 です。
スクールでなぜ跳ばせないか?
初心者は跳んだら、トんでもないことになるためです。
上級者に対しては?
きっとコーチが70歳以上なのでしょう。
私のスクールでは
年寄りのコーチは私だけなので、跳んでもいい事になっています。
だから昔は、トンでもないスクールだと言われたものです。
以下がそのコメントの全文です。
いつも楽しく拝見させて頂いてます。
今回、はじめてコメント(質問)させてもらいます。
フォアのストロークで、飛び上がりながらインパクトすることの、メリットとデメリットを教えてください。
スイングの使い分けは状況によると思いますが、相手のボールが早くて時間のない場合ではなく、ストロークでゆっくりとラリーをしているような状況を想定してます。
テニススクールでは、一様にして、飛ばないようにとアドバイスをもらいますが、自分としてはジャンプを前提にした方がタイミングが取りやすいです。
飛ばないことで、どっしりとした土台が作れるのは理解できるし、土台がしっかりしていた方が、上半身へ伝わるエラーが少ないもの理解できます。
逆に、飛び上がることでは、下半身の蹴り上げのパワーを上体へ伝えることができるし、ジャンプした方が軸(体幹)が必然的に安定するものと感じています。
今後、使い分けをしていくためにも、メリットとデメリットを理解しておきたいので、アドバイスをお願いします。
投稿者 jumper 2013/03/15 12:52
私の答えです。
プロは余裕がある状態でヒットする時はジャンプします。
比較的、スウィング時間に余裕のあることの多いクレーだと
跳び上がるほうが普通。
時間が少ないハードでは跳ばないことが多いのです。
さて、下半身
膝の屈伸を力強く使って打つと、跳んでしまいます。
運動連鎖の観点からいって
下半身の踏ん張り
上体の回転
腕の振りぬき
という動きの順番になり
インパクトは跳び上がってから、空中になります。
パワーの話しの次は安定度。
これも跳び上がったほうが上です。
一番最後のボール位置情報を元に
跳び上がって、インパクトに向かいます。
だからより正確な位置に行けることになり
垂直な姿勢でボールを捉える可能性が高くなります。
もちろん上に跳び上がるので、姿勢が立つということもあります。
安定ということを机の上で考えると間違いやすいので要注意。
確かに地面に足を付けといたほうが
震度7の地震の時は安心です。
自転車ならどうですか
止まっていられますか?
ボールを打つという前提
寸前でも位置が決められるというアドバンテージ
地面から上半身へ伝わるエラーも少なくなるのです。
ボールやラケットは
あなたの足が地面についているかどうかは知りません。
姿勢がいいかどうかは伝わってしまうと思います。
昔、アガシがウィンブルドンで優勝したとき
彼は飛び跳ねてプレーしていたので
イレギュラーの多い芝のコートなのに
アガシのエンドだけ、ちゃんと弾んでいるようだといわれたものです。
さて実戦でどう使い分ける?
原則跳ぶ。
ひまのないときは跳ばない。 です。
スクールでなぜ跳ばせないか?
初心者は跳んだら、トんでもないことになるためです。
上級者に対しては?
きっとコーチが70歳以上なのでしょう。
私のスクールでは
年寄りのコーチは私だけなので、跳んでもいい事になっています。
だから昔は、トンでもないスクールだと言われたものです。
とてもすっきりしました。
こんなに早く回答をもらえてすっきりできたなら、もっと早く相談しておけば良かったと後悔してます。
ついで、となってしまいそうですが、もうひとつ相談です。
松原コーチのアドバイスで「フォアハンドは正面を向いてインパクト」ということがあったかと思います。
自分は、バレーボールの経験が長かったからか、向かってくるボールに対して正面を向いたまま移動していくクセがあります。
結果、肩を入れるとか腰を捻るとか、そんな動作が欠落し、腕だけのテイクバックとなり、スクールコーチにも注意を受けます。
その辺りの悪さ加減も理解できているので、レッスンでもいろいろと試している最中なのですが、逆にクローズスタンスで打つ場合の注意点を教えていただけませんか?
自分自身でクローズスタンスを試してみると、腰の回転が使い難いからか、手打ちになっている気がします。
だけど、外観的には今までの悪い癖(体が正面を向いたままボールに向かう)が改善されているように見えるから、コーチからは「そう!それだよ!」とお褒めの言葉をもらえます。
仮に「クローズスタンスは、腰の回転は使わず、手打ちでインパクトが正解」となれば、それはそれで理解できるので、松原コーチの意見を聞かせてください。
教えてください。
そのコーチがどんなイメージで
ジョコビッチのようにと思っているのかは
当人にちゃんと聞いてみるべきでしょうね。
私のジョコビッチ感は
トップスピンをしっかりかけて安全に打ちまくる。
そしてどんなボールでもあきらめずに返す。
ですね。