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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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アウトサイドイン

フォアハンド、トップスピンのこつ、第3弾。

今日はアウトサイドインのスウィング。


フォアハンドはアウトサイドインと書こうとしてふと思った。

別にフォアじゃなくても
アウトサイドインじゃないスウィングはほとんどない。



さて、前回の打点で前向きのところで
すでに手の位置が左前に動くことを説明した。

当然それ自体がアウトサイドインの動きを示している。

そして、アウトサイドインの行き着く先はワイパーで上体の左横。
左横の範囲には
下はオシリの横から、上は頭の横まで含まれる。



ところで、ちょうど、『れねしす』 さんからコメントをいただいた。

最初の振り子スウィングへのコメント、以下がその全文だ。


マイク 9歳の娘に振り子スイングをさせています。
松原コーチの画像で一番右の青い線で面が上を向いており、娘もそうなのですが、娘の場合、その後も面がどんどん上を向いていって、かなり上まで腕が昇っていった後、やっと左肩のほうにラケットが回ってきてます。そのようなスイングですので、インパクトがずれるとホームラン級の球が飛んできます。
最近のプロの連続写真をみているとインパクト直後(画像でいえば右から2番目)に、ワイパースイングをしてそれ以上前にはラケットがいってないようにみえるのですが、どうなのでしょうか。 また、あれって、インパクトしたらワイパースイングするぞ!って意識してやっているのですか?
投稿者 れねしす 2013/03/07 09:17






スマイル 私の答えだ。

最初に説明したとおり
インパクトしたらワイパースイングはほぼそのとおり。

ほぼというのは左肩の上
首に巻きつけるようなフィニッシュもその範囲に含むからだ。

小さな女の子ならむしろこちらが自然。

パワーからみて
左脇にフィニッシュしたらネットまで飛ばないかも。


小さくないけれど、シャラポワなどもかなり使っている。



肩を中心に腕を振る以上
その半径内に手が収まり、前にどんどん行くわけはない。

手は左腰から、肩の上辺りまでのどこかに振り切られることになる。


お嬢さんのホームランだが
インパクトで面が上を向いていることが問題。

徐々に上を向いていき、垂直面でボールを捉える感覚が必要だ。


高い打点のクライシュテルス


いいフォームならいいのではなく
いい使い方を、インパクトに合わせる能力、意志が必要なのだ。


具体的にはインパクトのラケット面をイメージしながら打つこと。

もう1つは打点の高さによりスウィング方法を
高ければ高いほど寄りワイパーで
より低いフィニッシュへと持っていかなくてはならない。

どんなボールに対しても同じスウィング、ではないのだ。

あの私の写真はたまたま、あの高さの場合の絵なのだ。


低い打点のクライシュテルス


つまり、基本的な原理
振り子だとかアウトサイドインだとかは共通なのだが

高いところには高いところのスウィング
低いところには低いところ用のスウィングがあるのだ。 ナイス!




フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 19:13 | コメント(0) | トラックバック(0)