2013年03月27日
フォアは余裕があれば常に前向き
先日の、『jumper』 さんの質問以来、ちょっと引っかかっていました。
前向き、これは常識だろうと思っていたのですが
私と付き合いのまだ浅い人もいるし
私の考えている
そしてプロが普通にやっている常識についても
違う教え方をされたり
違う話を信じている人も多いようなので
ここで、もう少しちゃんと説明します。
以下が、『jumper』 さんのコメントの全文です。
ご回答ありがとうございます。
すっきりした部分と、「あれ?」と思う部分があり、「あれ?」と思う部分について、もう一度アドバイスをもらえればと思います。
今回のイメージ図での解説と、さらにはナダルの写真での解説、この2つを見ても、クローズドスタンスでもインパクトは前向きということですか?
言葉のイメージと、さらにはスクールコーチのアドバイスからも、クローズドスタンスならインパクトは横向きであると、理解してました。
その理解でクローズドスタンスを試してみると、フォロースルーでの腕の振りぬきどころが窮屈で悩んでいました。
「クローズドスタンスでもインパクトは前向き」としてアドバイスをもらえれば、これで全てすっきりできます。
宜しくお願いします。
投稿者 jumper 2013/03/21 14:53
私の答えです。
フォアハンドで
スピードを出し、しかも安定させるために
少しでも余裕があるなら
上体をまっすぐに立て
インパクトの上体の向きは前向きにします。
上体のパワーを有効に使うためには
上体は横向きから、前向きに、回転させます。
さらにたどると
その回転のきっかけとパワーの源を作るために
地面を蹴っ飛ばすのです。
その蹴っ飛ばしに
踏み込んだ左足のブロックを使う、スクエアースタンスと (クローズドも)
踏ん張った右足と腰の捻りでがんばる、オープンスタンスがあるのです。
強力な腕の振り抜きを行うためには
どちらのスタンスでも、上体はインパクト時に前向きです。
だから上体しか写っていない写真では
どちらのスタンスかわかりません。
しかし、多分オープンスタンスだといっておけば
男子プロの写真なら、9割がた、あたりです。
男子プロの場合
オープンスタンスを使わない選手は皆無です。
逆に、スクエアーなスタンスを使う選手と、使わない選手がいるのです。
(スクエアーとは、ほぼネットに向かってまっすぐ踏み込む形です)
左足が右足よりネットに向かって右に来る
クローズドスタンスになると、ほとんどいません。
上体を回しやすく、上体の自由度の高いオープンが基本なのです。
腕のスウィングが早い男子プロには
左半身がじゃま、ということ何でしょうね。
女子の場合は少し違います。
体幹部や脚力の弱い女子選手は
左足を踏み込んだほうが強く振りやすいのです。
特に小柄な日本人の女子にはその傾向が強いようです。
もちろん初心者や年少者もそうで
スクエアーなスタンスで
まずは、上体を回して打つことを覚えるのです。
オープンはその後です。
どっちにしても
上体を回転して打つ、フルスウィングでは
しっかり前を向いて打ちます。
ラケットは持ち主の足がどっち向きかは知りませんし
ましてボールからは
ラケット面がどっちから
どんな向きでぶつけられるかしか感知できないのです。
もちろん地面に足がついているかどうか?
知るわけがありません。
前向き、これは常識だろうと思っていたのですが
私と付き合いのまだ浅い人もいるし
私の考えている
そしてプロが普通にやっている常識についても
違う教え方をされたり
違う話を信じている人も多いようなので
ここで、もう少しちゃんと説明します。
以下が、『jumper』 さんのコメントの全文です。
ご回答ありがとうございます。
すっきりした部分と、「あれ?」と思う部分があり、「あれ?」と思う部分について、もう一度アドバイスをもらえればと思います。
今回のイメージ図での解説と、さらにはナダルの写真での解説、この2つを見ても、クローズドスタンスでもインパクトは前向きということですか?
言葉のイメージと、さらにはスクールコーチのアドバイスからも、クローズドスタンスならインパクトは横向きであると、理解してました。
その理解でクローズドスタンスを試してみると、フォロースルーでの腕の振りぬきどころが窮屈で悩んでいました。
「クローズドスタンスでもインパクトは前向き」としてアドバイスをもらえれば、これで全てすっきりできます。
宜しくお願いします。
投稿者 jumper 2013/03/21 14:53
私の答えです。
フォアハンドで
スピードを出し、しかも安定させるために
少しでも余裕があるなら
上体をまっすぐに立て
インパクトの上体の向きは前向きにします。
上体のパワーを有効に使うためには
上体は横向きから、前向きに、回転させます。
さらにたどると
その回転のきっかけとパワーの源を作るために
地面を蹴っ飛ばすのです。
その蹴っ飛ばしに
踏み込んだ左足のブロックを使う、スクエアースタンスと (クローズドも)
踏ん張った右足と腰の捻りでがんばる、オープンスタンスがあるのです。
強力な腕の振り抜きを行うためには
どちらのスタンスでも、上体はインパクト時に前向きです。
だから上体しか写っていない写真では
どちらのスタンスかわかりません。
しかし、多分オープンスタンスだといっておけば
男子プロの写真なら、9割がた、あたりです。
男子プロの場合
オープンスタンスを使わない選手は皆無です。
逆に、スクエアーなスタンスを使う選手と、使わない選手がいるのです。
(スクエアーとは、ほぼネットに向かってまっすぐ踏み込む形です)
左足が右足よりネットに向かって右に来る
クローズドスタンスになると、ほとんどいません。
上体を回しやすく、上体の自由度の高いオープンが基本なのです。
腕のスウィングが早い男子プロには
左半身がじゃま、ということ何でしょうね。
女子の場合は少し違います。
体幹部や脚力の弱い女子選手は
左足を踏み込んだほうが強く振りやすいのです。
特に小柄な日本人の女子にはその傾向が強いようです。
もちろん初心者や年少者もそうで
スクエアーなスタンスで
まずは、上体を回して打つことを覚えるのです。
オープンはその後です。
どっちにしても
上体を回転して打つ、フルスウィングでは
しっかり前を向いて打ちます。
ラケットは持ち主の足がどっち向きかは知りませんし
ましてボールからは
ラケット面がどっちから
どんな向きでぶつけられるかしか感知できないのです。
もちろん地面に足がついているかどうか?
知るわけがありません。