2013年03月14日
ボレーのスウィング
『レフティ』 さんからフォアボレーの質問です。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんばんは。
最近、球出し機によるボレー練習に励んでいます。
目標は、しっかり振って、しっかりスライス回転をかけること。
ところが、フォアボレーが上手くいきません。
バックハンドは元々スライスが得意(と自分では思っている…。)なので、結構、緩急とも思ったスライスが打てるのですが、フォアはほとんど振り遅れてしまいます。
たいした球出しスピードでもないのです。「バックで出来て、フォアで出来ないはずはない!」と思い、上下の振りを極端にしてみたり、アウトサイドインのスウィング要素を強くしたりと、色々やってみますが、ガチン!と芯を外した掌の感覚、またボールは抑えきれずに浮いてしまいます。
実地で見ないと無理と言われてしまいそうなのですが、ボールによって調整可能なフォームと自分のタイミングをつかむべく日々あがいています。
連日の質問で申し訳ありませんが、ご解説よろしくお願いいたします。
投稿者 レフティ 2013/03/07 17:06
また、『kobayashi』 さんからもこんなコメントが。
いいですね。
ボレーは主にラケット面を当てるだけのイメージですが、どうなのでしょうか?
投稿者 kobayashi 2013/03/13 20:49
私の答えです。
まず、ボレーは当てるだけか? というと
ほとんどのボレー、プロはかなりスウィングします。
ほんの一部、ドロップボレーくらいでしょうか
ほとんどスウィング無しで打つこともあります。
ほとんどのボレーはかなり振ります。
むしろ、振らないほうが例外なのです。
振らないと当てるのが難しい。
それと
強さや深さの調整にスウィングとアンダースピンが不可欠です。
ですから振らないプロはほとんどいません。
アマチュアの上級者でも
バックボレーが苦手な人はほとんどいません。
逆にフォアボレーが得意な人も、とっても少ない。
バックはスウィングするのに
フォアはスウィングが少ないことが一番の理由だと思います。
さて、フォアボレーでお悩みの、『レフティ』 さん
バックで、ラケットヘッドが遅れて振り出してはいませんか?
少し、引き起こしで強さを出したりして。
これをフォアボレーでやると、とても物事を複雑にします。
フォアボレーは手首を固定し
ラケットヘッドが振り初めに出遅れないよう
滑らかに振り始めるのがコツです。
私がコーチ研修会の見本でやったフォアボレーを
昔々、『ためブロ』 さんがユーチューブにアップしてくれた物がありますので
腕の形、手首の固定具合、スウィングの始動の滑らかさ等
もちろんスウィングの大きさなども見てください。
かなり、まあるく、弧を描いて振っています
自分でもここまでとは思いませんでした。
それとスウィングとセットで面がかなり垂直から上向きへと変化している。
まあ、そんなことを感じてみてください。
もう1つ、いや2つかな、コツがあるのですがそれはまた次回に
そして練習法についてもお話しようと思います。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんばんは。
最近、球出し機によるボレー練習に励んでいます。
目標は、しっかり振って、しっかりスライス回転をかけること。
ところが、フォアボレーが上手くいきません。
バックハンドは元々スライスが得意(と自分では思っている…。)なので、結構、緩急とも思ったスライスが打てるのですが、フォアはほとんど振り遅れてしまいます。
たいした球出しスピードでもないのです。「バックで出来て、フォアで出来ないはずはない!」と思い、上下の振りを極端にしてみたり、アウトサイドインのスウィング要素を強くしたりと、色々やってみますが、ガチン!と芯を外した掌の感覚、またボールは抑えきれずに浮いてしまいます。
実地で見ないと無理と言われてしまいそうなのですが、ボールによって調整可能なフォームと自分のタイミングをつかむべく日々あがいています。
連日の質問で申し訳ありませんが、ご解説よろしくお願いいたします。
投稿者 レフティ 2013/03/07 17:06
また、『kobayashi』 さんからもこんなコメントが。
いいですね。
ボレーは主にラケット面を当てるだけのイメージですが、どうなのでしょうか?
投稿者 kobayashi 2013/03/13 20:49
私の答えです。
まず、ボレーは当てるだけか? というと
ほとんどのボレー、プロはかなりスウィングします。
ほんの一部、ドロップボレーくらいでしょうか
ほとんどスウィング無しで打つこともあります。
ほとんどのボレーはかなり振ります。
むしろ、振らないほうが例外なのです。
振らないと当てるのが難しい。
それと
強さや深さの調整にスウィングとアンダースピンが不可欠です。
ですから振らないプロはほとんどいません。
アマチュアの上級者でも
バックボレーが苦手な人はほとんどいません。
逆にフォアボレーが得意な人も、とっても少ない。
バックはスウィングするのに
フォアはスウィングが少ないことが一番の理由だと思います。
さて、フォアボレーでお悩みの、『レフティ』 さん
バックで、ラケットヘッドが遅れて振り出してはいませんか?
少し、引き起こしで強さを出したりして。
これをフォアボレーでやると、とても物事を複雑にします。
フォアボレーは手首を固定し
ラケットヘッドが振り初めに出遅れないよう
滑らかに振り始めるのがコツです。
私がコーチ研修会の見本でやったフォアボレーを
昔々、『ためブロ』 さんがユーチューブにアップしてくれた物がありますので
腕の形、手首の固定具合、スウィングの始動の滑らかさ等
もちろんスウィングの大きさなども見てください。
かなり、まあるく、弧を描いて振っています
自分でもここまでとは思いませんでした。
それとスウィングとセットで面がかなり垂直から上向きへと変化している。
まあ、そんなことを感じてみてください。
もう1つ、いや2つかな、コツがあるのですがそれはまた次回に
そして練習法についてもお話しようと思います。
今回、はじめてコメント(質問)させてもらいます。
フォアのストロークで、飛び上がりながらインパクトすることの、メリットとデメリットを教えてください。
スイングの使い分けは状況によると思いますが、相手のボールが早くて時間のない場合ではなく、ストロークでゆっくりとラリーをしているような状況を想定してます。
テニススクールでは、一様にして、飛ばないようにとアドバイスをもらいますが、自分としてはジャンプを前提にした方がタイミングが取りやすいです。
飛ばないことで、どっしりとした土台が作れるのは理解できるし、土台がしっかりしていた方が、上半身へ伝わるエラーが少ないもの理解できます。
逆に、飛び上がることでは、下半身の蹴り上げのパワーを上体へ伝えることができるし、ジャンプした方が軸(体幹)が必然的に安定するものと感じています。
今後、使い分けをしていくためにも、メリットとデメリットを理解しておきたいので、アドバイスをお願いします。
今回のビデオを見て気がついたんですが、スイングの間じゅう、手(首)は肩より後ろにはいかないんですね。
私の場合、ボレーミスは大体振り遅れが原因と思われます。打点が体より前方の適切な位置よりも後ろ(というか”ボレーだ”と思った瞬間、ラケットをかなり後方に引いていて、肩より後方から振り出している)になっているようです。
手が肩より前からスイング開始となれば、このようなミスは防げるのかな、と思った次第ですが。松原コーチのご意見をお伺いできれば有難いのですが。