2012年11月12日
決勝戦のフォアハンド
全日本の決勝を見た。
実は有明ではなく、NHKのテレビでの観戦だ
出来れば、生を見るべきで
特にスピード感は生じゃなければ判らない。
われわれコーチとして
時々はトップのスピードを感じておかないと
ジュニアの指導などで基準が判らない。
一方、テレビのいい点は
ちゃんと、いい席で見られること。
いつも、SS席かコートサイド席から見ることができる。
そして、いろいろな角度から見られること
時にはスローで
録画なら、何度でも。
しかしNHKの場合
2-1から次のゲームが、5-4だったりするのはご愛嬌。
そうそう、試合の話し。
今日は男女の決勝戦で
フォアハンドについて、勝者が優れていた点に注目。
もちろんフォアハンドだけで勝負が決まるわけではないので
これが勝因だったという解説ではない。
純粋にフォアハンドの話し。
女子の決勝戦は
高雄 恵利加 対 山外 涼月
すぐに感じたのは、インパクトでの上体の向き。
これは今回の写真ではないが
高雄はしっかり前向きで捕らえている。
もちろんインパクトが前向きなのだから
フィニッシュはもう少しまわる。
だから、振り抜きがいい。
スピードがあればエースになりやすく
ポイント獲得率も高くなるし
スウィングスピードを
スピンを多くしての安定度アップに持って行ってもいい。
しかし、今回感じたのは
スピードアップよりも、コントロールの良さ。
インパクトで窮屈になると
腕が上体にじゃまされ
クロスに行き過ぎたりするエラーが出るのだ。
ファイナルセット、7-5で決まった試合
もちろん、フォアハンドだけが勝因ではないが
ほんのちょっとだけ
高雄のほうに安定度を感じた。
翌日の男子
杉田 祐一 対 伊藤 竜馬
出だしのサーブで杉田のできがよかったので
勝因というか両者の差は
こちらの問題かもしれないが
ラリーで感じたのは動き方の違い。
杉田のほうが飛び跳ねている。
これはこのときのではないが
この直後、足はコートから離れる。
もちろん上体は前向き。
バックは飛び跳ねてはいなかったが
杉田は左足をステップしながら打つことが多い。
動きながらという点では、フォアバック共通している。
そんなわけで杉田のストロークは
姿勢がいい場合が多く
安定度でまさっていたように思う。
通常ハードコートでは
クレーほど時間が無いため
飛び跳ねの頻度や程度は低い。
しかしどんなコートでも
動きながら打つほうがボールとの距離を
正確に取りやすい。
そしてもう1つ。
飛び上がると思い切りがよくなるのだ。
逆に地面にはいつくばっていると、心が暗くなる。
こんな話をしていて、アガシを思い出した。
彼はイレギュラーバウンドの多いウィンブルドンで
アガシのサイドだけは
イレギュラーしていないかのように
打っていたと言われていたのだ。
実は有明ではなく、NHKのテレビでの観戦だ
出来れば、生を見るべきで
特にスピード感は生じゃなければ判らない。
われわれコーチとして
時々はトップのスピードを感じておかないと
ジュニアの指導などで基準が判らない。
一方、テレビのいい点は
ちゃんと、いい席で見られること。
いつも、SS席かコートサイド席から見ることができる。
そして、いろいろな角度から見られること
時にはスローで
録画なら、何度でも。
しかしNHKの場合
2-1から次のゲームが、5-4だったりするのはご愛嬌。
そうそう、試合の話し。
今日は男女の決勝戦で
フォアハンドについて、勝者が優れていた点に注目。
もちろんフォアハンドだけで勝負が決まるわけではないので
これが勝因だったという解説ではない。
純粋にフォアハンドの話し。
女子の決勝戦は
高雄 恵利加 対 山外 涼月
すぐに感じたのは、インパクトでの上体の向き。
これは今回の写真ではないが
高雄はしっかり前向きで捕らえている。
もちろんインパクトが前向きなのだから
フィニッシュはもう少しまわる。
だから、振り抜きがいい。
スピードがあればエースになりやすく
ポイント獲得率も高くなるし
スウィングスピードを
スピンを多くしての安定度アップに持って行ってもいい。
しかし、今回感じたのは
スピードアップよりも、コントロールの良さ。
インパクトで窮屈になると
腕が上体にじゃまされ
クロスに行き過ぎたりするエラーが出るのだ。
ファイナルセット、7-5で決まった試合
もちろん、フォアハンドだけが勝因ではないが
ほんのちょっとだけ
高雄のほうに安定度を感じた。
翌日の男子
杉田 祐一 対 伊藤 竜馬
出だしのサーブで杉田のできがよかったので
勝因というか両者の差は
こちらの問題かもしれないが
ラリーで感じたのは動き方の違い。
杉田のほうが飛び跳ねている。
これはこのときのではないが
この直後、足はコートから離れる。
もちろん上体は前向き。
バックは飛び跳ねてはいなかったが
杉田は左足をステップしながら打つことが多い。
動きながらという点では、フォアバック共通している。
そんなわけで杉田のストロークは
姿勢がいい場合が多く
安定度でまさっていたように思う。
通常ハードコートでは
クレーほど時間が無いため
飛び跳ねの頻度や程度は低い。
しかしどんなコートでも
動きながら打つほうがボールとの距離を
正確に取りやすい。
そしてもう1つ。
飛び上がると思い切りがよくなるのだ。
逆に地面にはいつくばっていると、心が暗くなる。
こんな話をしていて、アガシを思い出した。
彼はイレギュラーバウンドの多いウィンブルドンで
アガシのサイドだけは
イレギュラーしていないかのように
打っていたと言われていたのだ。
コメント
この記事へのコメントはありません。