2012年11月15日
フットワークが落ちてきたら
『レフティ』 さんからいくつかの質問をいただきました。
今日はその1つについてお答えします。
以下がコメントのその部分です。
足が動かなくなった場合のプレーについてです。テニスからフットワークをとったら「羽根をもがれた鳥」のようなものと認識していますが、足が動かなくても、上体だけでショットをコントロールしているように見える年配の方もおられます。私ももう後、何年、自由に動けるかと考えると少しでもお考えを聞きできれば幸いです。
私の答えです。
どんなレベル、どんな年齢でもある話です。
というのは
動く、動かない
間に合う、間に合わない
位置あわせができる、できない
これらは常にある話だからです。
常に、相対的な話なのです。
ジョコビッチとフェデラーの試合でもあるのです。
ジョコビッチと私がやったら
私のほうにだけ、問題があるでしょうね。
彼はいつもいい形で打つ
私はいつも崩される。
それとも取れないか、いっそそれなら問題はない。
打ち負けているというのは
この
動けない、間に合わない、位置あわせができない、ということ
逆に
相手をどうやってその状態にするかということを
お互いに競っているわけです。
テニスはバランス崩しゲームなのです。
間に合わなくなったほうが
エラーしたり
チャンスボールを提供したりして
ポイントを失うのです。
動けなくなるというのは
この、崩される、負ける頻度が高くなることです。
ジョコビッチほど動けないのはしょうがない。
でもその中でできる限り
ボールとの位置あわせをできるようにする。
できるだけ動くのです。
そして、動きの中でこなしていく。
同じボールを
ジョコビッチなら足を踏ん張って、フルスウィング
若いお兄ちゃんなら、ステップして、動きながら。
私なら、ランニングショットで
こなすのです。
ランニングショットも
20年後の私は、ウォーキングショットにナル予定です。
ずいぶん差があると思うかもしれませんが
全員、20年後の私も含め、4人ですが
動きながら打っているという共通点があるのです。
技術的にはプロと同じ。
ただ、フェデラーが7m先のショットに対し使う業を
20年後の私は、1m先のショットに対し使うだけ。
まったく一緒です。
動きながら打つことにより
打てる範囲を広げ
合わせられる確率を上げるのです。
そして割り切りも必要です。
今の私は、クラブの会員さんやスクール生からは
時には、動きが速いですねと言われ
いい気になっていますが
すでに
ジュニアの上手い子や学生とやると
自分がコート上を歩いているかのように感じ
なかなか、いい態勢で打てません。
だから、動きながら打つこと
横向きになりすぎて
振りが間に合わなくならないように気をつけています。
上体の回転も、歳をとると遅くなるのです。
そして
それでも返せない時は
「ナイスショット」 と言えばいいのです。
1ゲームに2本くらいは、やられてもいいのです。
もうあと何年動けるかではないのです
どっちみち、すでにそれなりに落ちています。
コートの上で歩ける限りテニスは出来ます。
今日はその1つについてお答えします。
以下がコメントのその部分です。
足が動かなくなった場合のプレーについてです。テニスからフットワークをとったら「羽根をもがれた鳥」のようなものと認識していますが、足が動かなくても、上体だけでショットをコントロールしているように見える年配の方もおられます。私ももう後、何年、自由に動けるかと考えると少しでもお考えを聞きできれば幸いです。
私の答えです。
どんなレベル、どんな年齢でもある話です。
というのは
動く、動かない
間に合う、間に合わない
位置あわせができる、できない
これらは常にある話だからです。
常に、相対的な話なのです。
ジョコビッチとフェデラーの試合でもあるのです。
ジョコビッチと私がやったら
私のほうにだけ、問題があるでしょうね。
彼はいつもいい形で打つ
私はいつも崩される。
それとも取れないか、いっそそれなら問題はない。
打ち負けているというのは
この
動けない、間に合わない、位置あわせができない、ということ
逆に
相手をどうやってその状態にするかということを
お互いに競っているわけです。
テニスはバランス崩しゲームなのです。
間に合わなくなったほうが
エラーしたり
チャンスボールを提供したりして
ポイントを失うのです。
動けなくなるというのは
この、崩される、負ける頻度が高くなることです。
ジョコビッチほど動けないのはしょうがない。
でもその中でできる限り
ボールとの位置あわせをできるようにする。
できるだけ動くのです。
そして、動きの中でこなしていく。
同じボールを
ジョコビッチなら足を踏ん張って、フルスウィング
若いお兄ちゃんなら、ステップして、動きながら。
私なら、ランニングショットで
こなすのです。
ランニングショットも
20年後の私は、ウォーキングショットにナル予定です。
ずいぶん差があると思うかもしれませんが
全員、20年後の私も含め、4人ですが
動きながら打っているという共通点があるのです。
技術的にはプロと同じ。
ただ、フェデラーが7m先のショットに対し使う業を
20年後の私は、1m先のショットに対し使うだけ。
まったく一緒です。
動きながら打つことにより
打てる範囲を広げ
合わせられる確率を上げるのです。
そして割り切りも必要です。
今の私は、クラブの会員さんやスクール生からは
時には、動きが速いですねと言われ
いい気になっていますが
すでに
ジュニアの上手い子や学生とやると
自分がコート上を歩いているかのように感じ
なかなか、いい態勢で打てません。
だから、動きながら打つこと
横向きになりすぎて
振りが間に合わなくならないように気をつけています。
上体の回転も、歳をとると遅くなるのです。
そして
それでも返せない時は
「ナイスショット」 と言えばいいのです。
1ゲームに2本くらいは、やられてもいいのです。
もうあと何年動けるかではないのです
どっちみち、すでにそれなりに落ちています。
コートの上で歩ける限りテニスは出来ます。