2011年12月20日
面の先で打つのは
『たまには勝ちたい』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
こんにちは。
以前に松原コーチは、ラケットの上の方(ヨネックスのマークの上のあたり)でボールを打つという記事があったともいます。
そこで質問です。
ラケットの上の方でうつと、真ん中で打ったときよりも、打った感じは固く感じますか?
自分が試したときは、スピンはよくかかるけれども、がしゃっとした感じがあったもので。
お時間ありましたらご回答お願いします。
投稿者 たまには勝ちたい 2011/12/20 14:27
私の答えです。
面の先のほうで打つのは
そこが一番飛ぶし
手ごたえも気持ちがいいからです。
まさにスウィートスポットなのです。
ラケットのスウィートスポット、というと
もちろん、真ん中辺りだと思っている人が多いと思います。![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
それはゆっくり当てた時。
スウィングスピードが上がると
ラケット面の反発係数は小さくなっていきます。
衝突速度が、100km/hを超えるくらいになると
ほとんど反発しなくなります。
男子のサーブとフォアハンドの領域です。![びっくり](http://blog.tennis365.net/common/icon/08.gif)
だから、どこで打っても一緒。
面の真ん中も、先っぽも、手前でも。
じゃあどこで打ったら一番飛ぶでしょう?
それが、面の先端近くなのです。
理由はそこが真ん中よりも、もちろん手前よりも
スピードが出ているからなのです。
そしてラケットの重さがボールに勝てる位置。
いくら飛ばないとはいえ
フレームよりはストリングのほうがまだまし。
そんなわけで、究極の高速スウィングでは
先端から、3から5本目くらいのところで打つのです。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
テニスで一番スウィングスピードが出るのは
たぶんスピンサーブ。
それなりのスピンサーバーのラケットは
さっき言った辺に、ボールを打ったあとが残っています。
で、その人はスウィートスポットで打った感触を味わっているはずです。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
実は、これがジュニアの男の子たちが
メインの先端部分
スマッシュで新品のストリングを切ってしまう![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
原因ではないかと思っているのです。
そしてその辺り、クロスのストリングがまばらになっていて
メインが、引っ張られ、ピシッ ・・・・![まいったぁ](http://blog.tennis365.net/common/icon/18.gif)
テニスはスウィートスポットで打つものです。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
そうそう今日のもうひとつのブログ
『松原雄二のテニス技術解説』
コースを読む話、今日も無料です
覗いてください。![叫び](http://blog.tennis365.net/common/icon/43.gif)
以下がそのコメントの全文です。
![マイク](http://blog.tennis365.net/common/icon/83.gif)
以前に松原コーチは、ラケットの上の方(ヨネックスのマークの上のあたり)でボールを打つという記事があったともいます。
そこで質問です。
ラケットの上の方でうつと、真ん中で打ったときよりも、打った感じは固く感じますか?
自分が試したときは、スピンはよくかかるけれども、がしゃっとした感じがあったもので。
お時間ありましたらご回答お願いします。
投稿者 たまには勝ちたい 2011/12/20 14:27
私の答えです。
![スマイル](http://blog.tennis365.net/common/icon/01.gif)
そこが一番飛ぶし
手ごたえも気持ちがいいからです。
まさにスウィートスポットなのです。
ラケットのスウィートスポット、というと
もちろん、真ん中辺りだと思っている人が多いと思います。
![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
それはゆっくり当てた時。
スウィングスピードが上がると
ラケット面の反発係数は小さくなっていきます。
衝突速度が、100km/hを超えるくらいになると
ほとんど反発しなくなります。
男子のサーブとフォアハンドの領域です。
![びっくり](http://blog.tennis365.net/common/icon/08.gif)
だから、どこで打っても一緒。
面の真ん中も、先っぽも、手前でも。
じゃあどこで打ったら一番飛ぶでしょう?
それが、面の先端近くなのです。
理由はそこが真ん中よりも、もちろん手前よりも
スピードが出ているからなのです。
そしてラケットの重さがボールに勝てる位置。
いくら飛ばないとはいえ
フレームよりはストリングのほうがまだまし。
そんなわけで、究極の高速スウィングでは
先端から、3から5本目くらいのところで打つのです。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
テニスで一番スウィングスピードが出るのは
たぶんスピンサーブ。
それなりのスピンサーバーのラケットは
さっき言った辺に、ボールを打ったあとが残っています。
で、その人はスウィートスポットで打った感触を味わっているはずです。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
実は、これがジュニアの男の子たちが
メインの先端部分
スマッシュで新品のストリングを切ってしまう
![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
原因ではないかと思っているのです。
そしてその辺り、クロスのストリングがまばらになっていて
メインが、引っ張られ、ピシッ ・・・・
![まいったぁ](http://blog.tennis365.net/common/icon/18.gif)
テニスはスウィートスポットで打つものです。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
そうそう今日のもうひとつのブログ
『松原雄二のテニス技術解説』
コースを読む話、今日も無料です
覗いてください。
![叫び](http://blog.tennis365.net/common/icon/43.gif)
プロの動画を見ていて、どう見てもフォアハンドは
ラケットの先のほうで打っていたので、
なぜだろうと疑問に思っていました。
わざわざラケットの中心を外すのことに意味があるのだろうかと
考えましたが、結局よくわかりませんでした。
今回の松原コーチのブログでスッキリしました。
ありがとうございます。