2010年11月06日
ゆるいボールにも力を入れる
『しゅう』 さんからストロークの質問をいただきました。
フォアとは限っていないのですが
フォアで一番ありそうな話しですので、フォアハンドの分類に入れました。
以下がコメントの、その部分です。
・・・ 前略 ・・・
今日は、シングルスのストロークについてのアドバイスをお願いできればとメールしました。
私の打つボールは早い方らしく人によく言われます。
自分では、意識はありませんが、相手のボールも早い方が対処がし易くカウンターも得意です。
ただし、相手のボールが遅いといろいろな事を考えてしまい、ミスが多くなります。
最近もボールは遅いけれどミスが少なく、こちらのボールによってフラット系とスライス系を打ち分けてくるような相手と練習試合をしましたが、最後にブレークされ負けてしまいました。
いつもの練習では、どうしても回転を強く、早いボールを打つことが多くなってしまいますが、どんなことを心がけ練習をすれば、早いボールは少ないがミスの少ない相手に対抗できるような試合が出来るようになるでしょうか。 アドバイスをお願いします。
投稿者 しゅう 2010/11/05 20:37
私の答えです。
通常、速いボールを打つ人は相手ボールも速いボールの方が打ちやすいものです。
速いボールを打つ人に限らず
お互いに同じテンポのほうが合わせやすいことは容易に想像がつきます。
さて、速いボールを打つ人ですが
相手ボールが速い時はどうしてうまくいくのでしょうか?
速いボールは重く感じます。
ですから、こちらもそれに負けぬよう、無意識のうちに手首を固め
グリップもしっかり握っているでしょう。
ですから、面もしっかりし、エラーも少ないのです。
ではゆるいボールが来たらどうしているのでしょう?
当たり負けすることはないでしょうから
手首の固め方は、グリップの握り方も甘くなっているのではないでしょうか。
もしそうであれば、ゆるいボールに対して打つほうがエラーの比率も当然多くなリます。
ゆるいボールに対しても、グリップをしっかり握り
手首も固めてラケット面をしっかりさせましょう。
インパクトの少し後まで、面を保ちましょう。
安定性を考えるなら力の抜けすぎよりは入りすぎのほうがいいのです。
しっかり力を入れ、力んじゃいましょう。
それともう一つはしっかり動くこと。
『ダッ、ダダダダッ、グウッ、バシッ』 です。
速いボールは向こうから飛び込んできてくれるので
いい打点で捕まえやすいのです。
『グウッ、バシッ』 だけでもいけます。
ところが、ゆるいボールは向こうからは来てくれません。
こちらからお迎えに行かなくてはならないのです。
そのために、最後までしっかり足を動かして
位置の調整、タイミングの調整をしなければならないのです。
『ダッ、ダダダダッ、グウッ、バシッ』 です。
それと、練習法ですが、ラリーだけではダメです。
ラリーは同じ方向、同じテンポになりやすいのです。
球出し練習でゆるいボールを出してもらい、コースにしっかり決める。
ということをやりましょう。
フォアとは限っていないのですが
フォアで一番ありそうな話しですので、フォアハンドの分類に入れました。
以下がコメントの、その部分です。
・・・ 前略 ・・・
今日は、シングルスのストロークについてのアドバイスをお願いできればとメールしました。
私の打つボールは早い方らしく人によく言われます。
自分では、意識はありませんが、相手のボールも早い方が対処がし易くカウンターも得意です。
ただし、相手のボールが遅いといろいろな事を考えてしまい、ミスが多くなります。
最近もボールは遅いけれどミスが少なく、こちらのボールによってフラット系とスライス系を打ち分けてくるような相手と練習試合をしましたが、最後にブレークされ負けてしまいました。
いつもの練習では、どうしても回転を強く、早いボールを打つことが多くなってしまいますが、どんなことを心がけ練習をすれば、早いボールは少ないがミスの少ない相手に対抗できるような試合が出来るようになるでしょうか。 アドバイスをお願いします。
投稿者 しゅう 2010/11/05 20:37
私の答えです。
通常、速いボールを打つ人は相手ボールも速いボールの方が打ちやすいものです。
速いボールを打つ人に限らず
お互いに同じテンポのほうが合わせやすいことは容易に想像がつきます。
さて、速いボールを打つ人ですが
相手ボールが速い時はどうしてうまくいくのでしょうか?
速いボールは重く感じます。
ですから、こちらもそれに負けぬよう、無意識のうちに手首を固め
グリップもしっかり握っているでしょう。
ですから、面もしっかりし、エラーも少ないのです。
ではゆるいボールが来たらどうしているのでしょう?
当たり負けすることはないでしょうから
手首の固め方は、グリップの握り方も甘くなっているのではないでしょうか。
もしそうであれば、ゆるいボールに対して打つほうがエラーの比率も当然多くなリます。
ゆるいボールに対しても、グリップをしっかり握り
手首も固めてラケット面をしっかりさせましょう。
インパクトの少し後まで、面を保ちましょう。
安定性を考えるなら力の抜けすぎよりは入りすぎのほうがいいのです。
しっかり力を入れ、力んじゃいましょう。
それともう一つはしっかり動くこと。
『ダッ、ダダダダッ、グウッ、バシッ』 です。
速いボールは向こうから飛び込んできてくれるので
いい打点で捕まえやすいのです。
『グウッ、バシッ』 だけでもいけます。
ところが、ゆるいボールは向こうからは来てくれません。
こちらからお迎えに行かなくてはならないのです。
そのために、最後までしっかり足を動かして
位置の調整、タイミングの調整をしなければならないのです。
『ダッ、ダダダダッ、グウッ、バシッ』 です。
それと、練習法ですが、ラリーだけではダメです。
ラリーは同じ方向、同じテンポになりやすいのです。
球出し練習でゆるいボールを出してもらい、コースにしっかり決める。
ということをやりましょう。
コメント
回答ありがとうございました。正に松原コーチのいうとおりですね。相手の球が緩いと思ってかえって手首をゆるめてしまう、足を止めてしまう、構えも緩くなってしまう。今日も練習試合をしたのですが、緩めの球でやられました。今日の相手は、大会に良く出ているらしく、試合慣れしてる感じで、最初の練習で打ち合っていると私のが打ち勝つのですが、そのため試合ではあまり打たずに回転とプレースメントで来ました。結果は4-6で負けです。自分でも足が動いていない、腰が上がってしまう等を感じました。時間を作り、球出しを多くしてみます。
投稿者 しゅう
2010/11/07 22:36
こんばんわ。いつも教えていただきありがとうございます。まだ教えていただいた練習はできていませんが、ゆるいボール関連でもう少し教えて下さい。試合で打たれるゆるいボールは、ほとんどがスライス系になります。そのスライスで良く感じるのが、二通りです。一つは、高めに浮いてきて落ちてもこちらにはあまり来ないで上にポンと上がるボールです。どれくらいこちら来るのか分からずにフォアのチャンスボールと思うんですが、近づけずに打ち切れません。もう一つは、スピードは無いけど低くバックに来るボールで、両手でこすり上げるべきか、片手でスライスで返すか迷います。実際には、こすり上げようとしてミスをするのが多いですが、スライスにする場合のタイミングが分かりません。打つときの心構えや練習方法を教えて下さい。宜しくお願いします。
投稿者 しゅう
2010/11/08 22:00