2012年08月08日
トップスピン特盛
『makotasu』 さんから質問をいただきました。
私の、トップスピン特盛についてです。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ
ご無沙汰しております。makotasuです。
本日は、当記事について、詳細にお話をお伺いしたく思っております。私も当記事の指摘通りに悩んでいる者の一人です。そこで、コーチのおっしゃる「トップスピン特盛」について、普通のトップスピンと具体的に変える点をお教え頂けたら幸いに思っております。
記事の中には、脇を閉めない、後傾しないとありますが、その他にも「トップスピン特盛」の際の体の使い方について、ご教授頂けますよう、よろしくお願いいたします。
投稿者 makotasu 2012/08/07 08:31
私の答えです。
私のトップスピン写真がありましたので、お見せしましょう。
前にも使った、動画から切り出した写真です。
サービスラインから
フルスウィングで決め球を打ったところ。
もちろん、フォアのコーナーに入っています。
インパクト付近では
45度くらいのアッパースウィングで
トップスピンをかけています。
振り子スウィングでこんなテイクバックから振り出し
この辺が最下点に近いところ。 (面が斜め下を向いています)
振り上げていき (面はまだ少し下向きです)
インパクト (ホントは直後)
直後
フィニッシュの少し前
弧を描いて振り上げていますので
インパクト付近で上昇具合が最大になり
45度くらいでしょうか。
要は、角度をつけて、斜めにラケット面を当てれば
スピンの量はいくらでも増やせます。
今回の写真では
浅い位置からですが、打点が高いので
私の感覚では
トップスピン普通盛りと大盛りの中間くらい
たいていの人の感覚なら大盛くらいでしょう。
サービスライン内で、ひざの高さくらいから打つときは
気分的には、ほとんど垂直に振り上げます。
実際には、60度~70度位だと思います。
ラケット面を垂直に保ったまま、エッジ方向に振る感覚です。
これが特盛り。
この、ラケットをエッジ方向に振ることが
トップスピン屋の一番のコツです。
ラケット面を垂直に保ち
上体の左側にワイパーで振り切る。
そのときもう1つのコツがあります。
前に押さないこと。
スウィングの上昇角度は
腕の動く角度と、身体全体の移動との合成になります。
前に押せば、角度はゆるくなる。
前には押さない、しっかり止まって
むしろ、ちょっと上体を退げながら打つくらいだと
見事にアッパースウィングが決まり
特盛りになるのです。
これくらい、角度をつけると
どんなラケット、ストリング、テンションでも
スキヤでもマツヤでも、もちろんヨシノケでも
トップスピン特盛りです。
しっかり、味わってください。
そうそう1つ忘れていました。
トップスピン特盛りの場合
ラケット面を斜めにボールに当てるので
打球に対し
面の当たり幅がものすごく小さくなります。
しっかり足を動かして位置決めし
完璧に捉えないと
フレームに当たったり
下手をすると空振りしますので、ご用心。
今日はもう1つのブログ
『松原雄二のテニス技術解説』 はゆるいボールの対処する話。
オーストラリアンオープンのころ書いた話の焼き直しだが
思い当たる人の多い話しだと思う。
当時に続き、無料の設定なので、覗いてみてほしい。
私の、トップスピン特盛についてです。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ
ご無沙汰しております。makotasuです。
本日は、当記事について、詳細にお話をお伺いしたく思っております。私も当記事の指摘通りに悩んでいる者の一人です。そこで、コーチのおっしゃる「トップスピン特盛」について、普通のトップスピンと具体的に変える点をお教え頂けたら幸いに思っております。
記事の中には、脇を閉めない、後傾しないとありますが、その他にも「トップスピン特盛」の際の体の使い方について、ご教授頂けますよう、よろしくお願いいたします。
投稿者 makotasu 2012/08/07 08:31
私の答えです。
私のトップスピン写真がありましたので、お見せしましょう。
前にも使った、動画から切り出した写真です。
サービスラインから
フルスウィングで決め球を打ったところ。
もちろん、フォアのコーナーに入っています。
インパクト付近では
45度くらいのアッパースウィングで
トップスピンをかけています。
振り子スウィングでこんなテイクバックから振り出し
この辺が最下点に近いところ。 (面が斜め下を向いています)
振り上げていき (面はまだ少し下向きです)
インパクト (ホントは直後)
直後
フィニッシュの少し前
弧を描いて振り上げていますので
インパクト付近で上昇具合が最大になり
45度くらいでしょうか。
要は、角度をつけて、斜めにラケット面を当てれば
スピンの量はいくらでも増やせます。
今回の写真では
浅い位置からですが、打点が高いので
私の感覚では
トップスピン普通盛りと大盛りの中間くらい
たいていの人の感覚なら大盛くらいでしょう。
サービスライン内で、ひざの高さくらいから打つときは
気分的には、ほとんど垂直に振り上げます。
実際には、60度~70度位だと思います。
ラケット面を垂直に保ったまま、エッジ方向に振る感覚です。
これが特盛り。
この、ラケットをエッジ方向に振ることが
トップスピン屋の一番のコツです。
ラケット面を垂直に保ち
上体の左側にワイパーで振り切る。
そのときもう1つのコツがあります。
前に押さないこと。
スウィングの上昇角度は
腕の動く角度と、身体全体の移動との合成になります。
前に押せば、角度はゆるくなる。
前には押さない、しっかり止まって
むしろ、ちょっと上体を退げながら打つくらいだと
見事にアッパースウィングが決まり
特盛りになるのです。
これくらい、角度をつけると
どんなラケット、ストリング、テンションでも
スキヤでもマツヤでも、もちろんヨシノケでも
トップスピン特盛りです。
しっかり、味わってください。
そうそう1つ忘れていました。
トップスピン特盛りの場合
ラケット面を斜めにボールに当てるので
打球に対し
面の当たり幅がものすごく小さくなります。
しっかり足を動かして位置決めし
完璧に捉えないと
フレームに当たったり
下手をすると空振りしますので、ご用心。
今日はもう1つのブログ
『松原雄二のテニス技術解説』 はゆるいボールの対処する話。
オーストラリアンオープンのころ書いた話の焼き直しだが
思い当たる人の多い話しだと思う。
当時に続き、無料の設定なので、覗いてみてほしい。