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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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アングル・ナダル打ち

『左利きスピンサーバー』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原様

明けましておめでとうございます。本年度もブログを楽しみに読ませていただきます。コーチの愛猫の件はお気の毒さまでした…。

何だか気がひけますが、質問よろしいでしょうか…。

攻めのバリエーションを増やすため、フォアハンドのショートクロスを取り入れ始めました。今回はその打ち方に関しての疑問です。

低くフィニッシュを取るワイパーが基本だと思うのですが、いわゆるナダル打ちはアングルに打つために有効でしょうか?こちらはフェデラー選手がベースラインから鋭く角度をつけてウィナーを取った動画です。




フェデラー選手はナダル選手ほどこの打ち方を多用しないイメージですが、この動画のようにアングルに打っていることを何度か見かけた記憶があります。動画の終盤にスロー映像が出ますが、ボールの外側をヒットし横回転をかけるために使っているようにも見えます。

あるいはナダル打ちとはまた違うショットなのでしょうか。お時間のある時にコメントをいただけますと有難いです。
投稿者 左利きスピンサーバー 2012/01/08 17:40






私の答えです。

スマイル うちのクーニャンのこと
ご心配いただき、ありがとうございます。
やれることはなんでもしてやったし
うんと長生きで、苦しみませんでしたので
私も家族もなんかほっとしているところです。



ラケット赤 さて、テニスの話です。

アングルに打つためには回転が多いほうがよく
その点、ナダル打ちとの相性はよいのです。

それと、打つコースを隠すのにも、ナダル打ちは役立ちます。


通常、いい打点、前の打点で打てるなら
ワイパーで引っ張り込めばいいのですが
打点が遅れるようだと、ナダル打ちしかありません。

これは、アングルも普通のショットもトップスピンロブも
すべて共通の話です。

もちろんわざと打つコースを隠すために
ナダル打ちにする手もあり
フェデラーはこれかもしれませんね。  悪だくみ

もちろんサイドスピンも
この方向に打つためにというより
低い打点の場合
ラケットヘッドが下がりますので、しっかりかけます。



ナダル打ちですが

フェデラーだけではなく
クレー育ちのトップスピナーは大抵やります。
ただナダルのやる頻度が特別に多いのです。

錦織のナダル打ち


それと最後にもうひとつ。

ナダル打ちは上体の回転がなくても打てますので
ランニングショットとも相性がよく
フェデラーのアングルもそうですし

昔よくサンプラスのやっていた
ブーメランスネークにも使えるのです。

これは走り抜けながら
ダウンザラインにパスする方法です。  ナイス!

フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 19:04 | コメント(1)| トラックバック(0)
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コメント
松原様、早速取り上げてくださり感謝しております。

コーチのコメントを拝見した後に動画を見直してみると、すんなり合点がいきました。コースを隠すため且つ打点の関係でああいったスイングになったのでしょうね。
投稿者 左利きスピンサーバー 2012/01/11 18:45
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