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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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手塚ゾーン

『レフティスライス』 さんから年末に質問をいただいた。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ、こんばんは!
今年最後に少しおバカな質問をさせてください。

それは、テニスの王子様の「手塚ゾーン」「手塚フォントム」って本当にできるの?ってことです。

昔、似たような話を聞いたことがあるのです。
遡ること、20数年前、ある道場で合気道を習っていました。

そこの師範が、ラケットのガットを一部を削って、微妙な回転を掛け、相手のボールを思い通りに操れると言ってられたのです。

その時は、テニスを始めたばかりで「すげぇな~!」と思ってましたが、歴を重ねるにつれ、「そんなプロでも見たことない技は無理」と思うようになりました。

多分、無理とは思うのですが、ご意見をお願いします。

投稿者 レフティスライス 2011/12/31 22:22






私の答えです。

スマイル 手塚ゾーンと言うのは
相手ボールを自分のいるところに打たすという技で
以前、越前南次郎さんも同じようなことをしていたと思う。

できるか?
と言われれば

できません。  悪だくみ

相手は面の向きを変えるだけで
打球方向を変えられるわけで
それをコントロールするためには
魔術か催眠術が必要になると思います。


さて、現実のテニスの世界では
にたようなことは起こります。

相手の打ちやすいところに打ち込んでしまうのはよくあることです。

これを仕組むことはできます。

相手を難しい位置に追い込むことにより
打てないコースを作るのです。

そして、相手の選択肢を絞る。

得意ショットとくせと心理状態で
かなりコースを絞ることが出来ます。

絞った選択肢の場所で待ち構える。

ポコンと決める。


ラリーで打ち勝ったり
サーブで圧倒したりすると
この状態になります。

特に強く打とうとするとはまりやすいのです。 

当てるだけだと
面の自由度が高くなり難しいでしょうね。


ただ、合気道の先生だと
私ごときの及ばない技を持っているかもしれませんね。 うるせー


技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 18:21 | コメント(1) | トラックバック(0)