2009年09月27日
低いフォアハンド
動いて打つとうまいのにイージーボールは・・・・・
という質問にお答えした、
『以前にエルボー』 さんからの再度の質問です。
先日はイージーボールへの対処法を詳しく教えていただき、ありがとうございました。
実はかなり前からずっと悩んでいることがありまして、先日の説明が、あまりにも自分にぴったりなアドバイスでしたので、もう一つ質問させていただいて良いでしょうか。
わたしは、肩の辺りの高めの打点が好きなのですが、対戦相手がベテランの人だったりしますと、すぐに見抜かれて、徹底して浅い低いボールばかりを打たされます。
特にフォアハンドの低く浅いボールが苦手で、ネットが多くなってしまいます。
コースもセンターに沈めても、体勢が崩れているためコースを見抜かれてポーチに出られてしまうことも多く、苦しまぎれにストレートロブを多発して、そちらも相手に読まれてスマッシュをくらい、とどつぼにはまって行きます。
どうぞよろしくお願いいたします。
投稿者 以前にエルボー 2009/09/22 22:24
私の答え。
以前にエルボー さんのフォアハンドを見たことがないので、
グリップも球質もわかりません。
ですから一般的な、トップスピン系の人だと思ってお話しますので、
その点、おおはずれでもごかんべんください。
フォアハンドで、打点がかなり低い場合の処理の仕方には2種類あると思います。
1つ目はスライスにすることです。
もうひとつはサイドスピンを使うことです。
スライスについてはあまり説明する必要はないと思いますので、
今回はサイドスピンについての説明です。
フォアハンドをトップスピンで打つ場合、
打点の高さにより、ボールのスピンは大きく分けて3種類あります。
まず、普通の高さの場合はトップスピンです。
高めの打点の場合はワイパースウィングを使い
ボールの手前側を、右から左にこすり、サイドスピンをかけます。
低い場合は高い打点の逆、
ボールの手前側を、左から右にこすり、サイドスピンをかけます。
イメージがわきにくいと思いますので
ちょっと写真を見てください。 (モデルは東戸塚校のヘッド、安久津コーチです)
これは引いたところ。 (もっと大きく引いてもOK)
次は打点。
次はインパクト後。
ボールの回転方向がわかりましたでしょうか。
打つ人から見ると手前から遠く、向こう側に向かってこすっていくような感覚です。
ボウリングでフックボールを投げるような感じです。
コツですが、
面の向きを保つこと
手首を伸ばし、コックしないで保つ。
腰を落とさず
上体を開かないようにする。 (横向きを保つ、残す)
低い打点ですので
トップスピンをたくさんかけたいところですが
ボールより下にラケットヘッドを下げるには
コートに穴を掘らなくてはなりません。
ですからサイドスピンです。
横向きになり
だらりとラケットを下げ
ラケット面を一定にし
振り子スウィングです。
結構簡単にできます。
お試しください。
という質問にお答えした、
『以前にエルボー』 さんからの再度の質問です。
先日はイージーボールへの対処法を詳しく教えていただき、ありがとうございました。
実はかなり前からずっと悩んでいることがありまして、先日の説明が、あまりにも自分にぴったりなアドバイスでしたので、もう一つ質問させていただいて良いでしょうか。
わたしは、肩の辺りの高めの打点が好きなのですが、対戦相手がベテランの人だったりしますと、すぐに見抜かれて、徹底して浅い低いボールばかりを打たされます。
特にフォアハンドの低く浅いボールが苦手で、ネットが多くなってしまいます。
コースもセンターに沈めても、体勢が崩れているためコースを見抜かれてポーチに出られてしまうことも多く、苦しまぎれにストレートロブを多発して、そちらも相手に読まれてスマッシュをくらい、とどつぼにはまって行きます。
どうぞよろしくお願いいたします。
投稿者 以前にエルボー 2009/09/22 22:24
私の答え。
以前にエルボー さんのフォアハンドを見たことがないので、
グリップも球質もわかりません。
ですから一般的な、トップスピン系の人だと思ってお話しますので、
その点、おおはずれでもごかんべんください。
フォアハンドで、打点がかなり低い場合の処理の仕方には2種類あると思います。
1つ目はスライスにすることです。
もうひとつはサイドスピンを使うことです。
スライスについてはあまり説明する必要はないと思いますので、
今回はサイドスピンについての説明です。
フォアハンドをトップスピンで打つ場合、
打点の高さにより、ボールのスピンは大きく分けて3種類あります。
まず、普通の高さの場合はトップスピンです。
高めの打点の場合はワイパースウィングを使い
ボールの手前側を、右から左にこすり、サイドスピンをかけます。
低い場合は高い打点の逆、
ボールの手前側を、左から右にこすり、サイドスピンをかけます。
イメージがわきにくいと思いますので
ちょっと写真を見てください。 (モデルは東戸塚校のヘッド、安久津コーチです)
これは引いたところ。 (もっと大きく引いてもOK)
次は打点。
次はインパクト後。
ボールの回転方向がわかりましたでしょうか。
打つ人から見ると手前から遠く、向こう側に向かってこすっていくような感覚です。
ボウリングでフックボールを投げるような感じです。
コツですが、
面の向きを保つこと
手首を伸ばし、コックしないで保つ。
腰を落とさず
上体を開かないようにする。 (横向きを保つ、残す)
低い打点ですので
トップスピンをたくさんかけたいところですが
ボールより下にラケットヘッドを下げるには
コートに穴を掘らなくてはなりません。
ですからサイドスピンです。
横向きになり
だらりとラケットを下げ
ラケット面を一定にし
振り子スウィングです。
結構簡単にできます。
お試しください。
思いもよらない方法でした。
腰も落とさず、これならば体勢が崩れることもなさそうです。
しかも結構簡単だなんて、早速試してみます。
わかりやすく写真まで撮っていただいて、本当にありがとうございます。
まさに写真にあるような打点の低さだと、本当に難しく感じていました。
安久津コーチもモデルになってくださって、ありがとうございます。
お会いしたこともないのに、こんなに丁寧に教えていただいて、本当に感謝しています。
小学4年の娘をもつ父親です。強い選手になるため日々親子で練習に励んでいますが、ジュニアのテニスを育てるのはとても難しいものです。そこで、アドバイスを頂けたらと思いコメントしました。
娘は小学3年生からテニスを始め、今では地方大会へ出場するレベルですが、そろそろライジングを教えていこうと考えています。遊び感覚で教えた両手打ちのジャックナイフ(ライジング)はいとも簡単にやってしまったのですが、フォアハンド(片手)は全くダメです。(当たり前ですが)
まずは、どんな練習の仕方から始めれば良いか、また、どれくらいの高さ(打点)のライジングをすれば良いのか、などなどご指導いただきたく、お願いいたします。