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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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ダブルスのフォアハンド

『ヒゲおやじ』 さんから、ダブルスでのストロークの質問です。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ 

いつもお世話になります。

ボレーヤーの足元にボールを落として、相手のボレーが甘く浮いたときに、
フラットでパスを打つとどうしても安定しませんので、速めのスピン系で
パスを打ちたいと思ってます。

しかし、スピン系で弾道が高くなり、上手なボレーヤーには、逆にハイボレーで
前衛を狙われてしまいます。

プロのボレストの映像を見ていると、ボレーヤーがサービスライン付近で
ボレーをしていますが、その時の高さが肩くらいの位置だと思います。

ということは、僕ら一般プレーヤーが通常ボレーするネットとサービスラインの
中間くらいだと頭くらいの高さのボールが飛んできているのではないかと
思います。

一般レベルでは、この高さはボレーヤーの餌食になってしまうチャンスボール
になってしまうと思うのですが、プロのボールはスピードが速くスピンも効いている
ので、それなりの速度もあって、高い弾道から急激に落ちることから、
その高さでもボレーヤーのチャンスボールにならないにならないということでしょうか?

引っ張り込むフォアを覚えてからシングルスのストロークはかなり安定しておりますが、
ダブルスの後衛になったときは、相手の前衛にポーチを食らうことが多く
若干ストレス気味です。

並行陣に対して、後衛がストロークで決め方のコツをご教示いただきますと
嬉しいです。

投稿者 ヒゲおやじ 2013/07/19 22:35






スマイル 私の答えです。

プロはプロのボールになれていますから
もちろん肩口の高さのボレーは、どチャンスボールです。

そこへストロークを打っていたら
意識して打っているのなら
間違いなく、プロになれないと思います。

何か誤解があるか?

たまたまサーブがよかった後とか?



男子のプロでもスペインや南米の選手は
最近は雁行が多くなり、ストローク勝負というペアーも
けっこういます。

実は私もそのやり方です。


相手が平行陣でネットへつこうとすると
自慢のストロークで足元に叩き込み
浮いたボレーを
パートナーがポーチ
または自分でさらに叩き込みます。

もちろんネットすれすれの低いボール
またはトップスピンロブです。



さてどうやってそうなるか?

まず深いボールがえらいという考えを捨てましょう。

必要なだけ浅く、短いボールを打つように練習する。


「引っ張り込むフォア」 というのはそのための技術です。

ワイパースウィングです。

左脇にフィニッシュするのですが
フィニッシュ位置をもっと下にすれば
低めの弾道で打ち出すことができると思います。


ナダルはねじ伏せる


赤い矢印の方向に力を入れ

通常緑の線で振るところを

黄色の線の方向にラケット面を引っ張り込むのです。




もう1つは最後の奥の手。

フラットにネットすれすれにぶん殴る。


トップスピンをしっかり振る余裕のないときなどは
居直って、これで勝負です。




とにかく

フラットは低い弾道
トップスピンは高い弾道という固定観念は捨てるべきです。

フラットで高く打ったら、よっぽどゆるくなければアウト。
トップスピンなら入っちゃうというだけのこと。

トップスピンで低く打つのは当然のことなのです。


ぶち抜きましょう。  ワハハ



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 20:42 | コメント(2) | トラックバック(0)