2013年07月30日
ダブルスのフォアハンド
『ヒゲおやじ』 さんから、ダブルスでのストロークの質問です。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ
いつもお世話になります。
ボレーヤーの足元にボールを落として、相手のボレーが甘く浮いたときに、
フラットでパスを打つとどうしても安定しませんので、速めのスピン系で
パスを打ちたいと思ってます。
しかし、スピン系で弾道が高くなり、上手なボレーヤーには、逆にハイボレーで
前衛を狙われてしまいます。
プロのボレストの映像を見ていると、ボレーヤーがサービスライン付近で
ボレーをしていますが、その時の高さが肩くらいの位置だと思います。
ということは、僕ら一般プレーヤーが通常ボレーするネットとサービスラインの
中間くらいだと頭くらいの高さのボールが飛んできているのではないかと
思います。
一般レベルでは、この高さはボレーヤーの餌食になってしまうチャンスボール
になってしまうと思うのですが、プロのボールはスピードが速くスピンも効いている
ので、それなりの速度もあって、高い弾道から急激に落ちることから、
その高さでもボレーヤーのチャンスボールにならないにならないということでしょうか?
引っ張り込むフォアを覚えてからシングルスのストロークはかなり安定しておりますが、
ダブルスの後衛になったときは、相手の前衛にポーチを食らうことが多く
若干ストレス気味です。
並行陣に対して、後衛がストロークで決め方のコツをご教示いただきますと
嬉しいです。
投稿者 ヒゲおやじ 2013/07/19 22:35
私の答えです。
プロはプロのボールになれていますから
もちろん肩口の高さのボレーは、どチャンスボールです。
そこへストロークを打っていたら
意識して打っているのなら
間違いなく、プロになれないと思います。
何か誤解があるか?
たまたまサーブがよかった後とか?
男子のプロでもスペインや南米の選手は
最近は雁行が多くなり、ストローク勝負というペアーも
けっこういます。
実は私もそのやり方です。
相手が平行陣でネットへつこうとすると
自慢のストロークで足元に叩き込み
浮いたボレーを
パートナーがポーチ
または自分でさらに叩き込みます。
もちろんネットすれすれの低いボール
またはトップスピンロブです。
さてどうやってそうなるか?
まず深いボールがえらいという考えを捨てましょう。
必要なだけ浅く、短いボールを打つように練習する。
「引っ張り込むフォア」 というのはそのための技術です。
ワイパースウィングです。
左脇にフィニッシュするのですが
フィニッシュ位置をもっと下にすれば
低めの弾道で打ち出すことができると思います。
![ナダルはねじ伏せる](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/nadalsf130730c.jpg)
赤い矢印の方向に力を入れ
通常緑の線で振るところを
黄色の線の方向にラケット面を引っ張り込むのです。
もう1つは最後の奥の手。
フラットにネットすれすれにぶん殴る。
トップスピンをしっかり振る余裕のないときなどは
居直って、これで勝負です。
とにかく
フラットは低い弾道
トップスピンは高い弾道という固定観念は捨てるべきです。
フラットで高く打ったら、よっぽどゆるくなければアウト。
トップスピンなら入っちゃうというだけのこと。
トップスピンで低く打つのは当然のことなのです。
ぶち抜きましょう。![ワハハ](http://blog.tennis365.net/common/icon/24.gif)
以下がそのコメントの全文です。
![マイク](http://blog.tennis365.net/common/icon/83.gif)
いつもお世話になります。
ボレーヤーの足元にボールを落として、相手のボレーが甘く浮いたときに、
フラットでパスを打つとどうしても安定しませんので、速めのスピン系で
パスを打ちたいと思ってます。
しかし、スピン系で弾道が高くなり、上手なボレーヤーには、逆にハイボレーで
前衛を狙われてしまいます。
プロのボレストの映像を見ていると、ボレーヤーがサービスライン付近で
ボレーをしていますが、その時の高さが肩くらいの位置だと思います。
ということは、僕ら一般プレーヤーが通常ボレーするネットとサービスラインの
中間くらいだと頭くらいの高さのボールが飛んできているのではないかと
思います。
一般レベルでは、この高さはボレーヤーの餌食になってしまうチャンスボール
になってしまうと思うのですが、プロのボールはスピードが速くスピンも効いている
ので、それなりの速度もあって、高い弾道から急激に落ちることから、
その高さでもボレーヤーのチャンスボールにならないにならないということでしょうか?
引っ張り込むフォアを覚えてからシングルスのストロークはかなり安定しておりますが、
ダブルスの後衛になったときは、相手の前衛にポーチを食らうことが多く
若干ストレス気味です。
並行陣に対して、後衛がストロークで決め方のコツをご教示いただきますと
嬉しいです。
投稿者 ヒゲおやじ 2013/07/19 22:35
![スマイル](http://blog.tennis365.net/common/icon/01.gif)
プロはプロのボールになれていますから
もちろん肩口の高さのボレーは、どチャンスボールです。
そこへストロークを打っていたら
意識して打っているのなら
間違いなく、プロになれないと思います。
何か誤解があるか?
たまたまサーブがよかった後とか?
男子のプロでもスペインや南米の選手は
最近は雁行が多くなり、ストローク勝負というペアーも
けっこういます。
実は私もそのやり方です。
相手が平行陣でネットへつこうとすると
自慢のストロークで足元に叩き込み
浮いたボレーを
パートナーがポーチ
または自分でさらに叩き込みます。
もちろんネットすれすれの低いボール
またはトップスピンロブです。
さてどうやってそうなるか?
まず深いボールがえらいという考えを捨てましょう。
必要なだけ浅く、短いボールを打つように練習する。
「引っ張り込むフォア」 というのはそのための技術です。
ワイパースウィングです。
左脇にフィニッシュするのですが
フィニッシュ位置をもっと下にすれば
低めの弾道で打ち出すことができると思います。
![ナダルはねじ伏せる](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/nadalsf130730c.jpg)
赤い矢印の方向に力を入れ
通常緑の線で振るところを
黄色の線の方向にラケット面を引っ張り込むのです。
もう1つは最後の奥の手。
フラットにネットすれすれにぶん殴る。
トップスピンをしっかり振る余裕のないときなどは
居直って、これで勝負です。
とにかく
フラットは低い弾道
トップスピンは高い弾道という固定観念は捨てるべきです。
フラットで高く打ったら、よっぽどゆるくなければアウト。
トップスピンなら入っちゃうというだけのこと。
トップスピンで低く打つのは当然のことなのです。
ぶち抜きましょう。
![ワハハ](http://blog.tennis365.net/common/icon/24.gif)
ありがとうございます。
今日の写真は、いつもにも増して判りやすいですね!
弾道の高いボールの意識改め、足元に叩き込むように
練習していきます。