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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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フォア、バックのグリップ

『オレンジ』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文。


マイク こんにちは、いつも勉強させていただいてます。

私が教えているジュニアの件で質問させて下さい。

テニス歴約2年の中一男子ですが、グリップの握りが極端です。

フォアはフルウエスタンでバックも右手左手ともほぼウエスタンの両手です。

バックは昔のクーリエみたいな握りです。

基本的には上手く打てていればノーグリップノーフォームでいいと思っている

のですが、彼の場合はスピンはかかるのですが、面が不安定でたまにはネット前に

バウンドしたりします。

部活でソフトテニスもやっているのでその影響もあるかもしれません。

今時間をかけてグリップから治したほうがいいのか、もう少しこのまま見守って

いくべきか考えています。何かいい方法があったらお聞きしたいです。

投稿者 オレンジ 2013/07/14 13:40







スマイル 私の答えです。

単純に持ち替えさせても
特にフォアは、すぐに戻っちゃうと思います。

バックのウェスタングリップはソフトテニスの影響でしょうか。


さて、お話をきいて
感じたのは面感覚がないこと。

ネットの手前に打っちゃうなんていうのはその典型だと思います。


フォーム全体を考えるよりも
面感覚を意識させて打たす練習が大事だと思います。

振り切ることではなく、そっと打つ。

ショートラリーをゆるいボールで打てるようにすることです。

それができたら
その面を使って大きく振る。



グリップですが基本的に何でもいいと思います。
先ほどの面感覚が作れるなら。

フルウェスタンでできないなら勝手に変えるでしょう。



とはいいつつ、提案ですが
バックはソフトと同じウェスタンでどうでしょう
もちろん片手打ちで。

右手を両手でもそうしてしまうのは
その感覚
右手のウェスタン片手感覚があるのではないでしょうか。



もう1つの方法は

両手打ちで、右を薄くする。

その方法ですが
ウェスタンの裏で打つ。

グリップの両側から
両手でウェスタンに握る。

それでショートラリーなどをしているうちに
少しずつ、打ちやすいように変化します。

厚い握りを薄くするのは難しいのですが
180度も変えるとまったくの別物ですし
薄くから厚くの方向は案外できちゃうものです。


ちょっと試して、首尾のほうを教えてください。 ナイス!


技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 22:22 | コメント(1) | トラックバック(0)