2013年07月17日
還暦過ぎの両手バック
『momotaro』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、いつも参考にさせていただいております。
テニス歴25年の還暦過ぎの、サウスポー♂です。
バックハンドは片手スライスメインですが、もう少し攻撃性を持たせるために、両手バックハンドにしたいと思っています。
プロは、ほとんどが両手バックハンドで、”プロの技術こそがシンプルで確実性が高い”との松原コーチに意見に賛同し、両手打ちに挑戦しています。
しかし、なかなかスポットにヒットしません。片手なら簡単にスポットで打てるのですが、両手になるとダメです。
片手バックハンドが身に染みついているから変えるのは難しいよと言われるのですが、何か気をつけるポイント、押さえておかなければならないポイントなどありますでしょうか。
よろしく、ご指導下さい。
投稿者 momotaro 2013/07/12 12:19
私の答えです。
テニス歴25年の還暦過ぎの、サウスポー、を考え
バックはスライスオンリーで行くことをお勧めします。
両手打ちをある程度マスターしても
動かされてのバックハンドはスライスになると思います。
使うチャンスは少ないと思います。
それと身体に無理がかかるかもしれません。
「なかなかスポットにヒットしません」 というところも
失礼ですが
両手打ちの適性のなさを示していると思います。
左手に自信のない方は
片手バックのほうがいいです。
でも片手のトップスピンは
今からでは無理です。
プロはみんなが両手ではないです。
ロジャー・フェデラーは片手打ちですし
私自身もそうです。
打ち方がシンプルなのであって
両手が多数派だからといって
両手のほうがシンプルなわけではないのです。
プロにはどちらもいます。
むしろ強烈なバックは、片手打ちの選手に多いのです。
確かに、上手く行けば
両手打ちにして攻撃性が少し増すかもしれませんが
片手バックの精度が落ちたりして
試合全体で得るところはあまりないと思います。
攻撃できるフォアハンドと堅実なバックハンドの組み合わせが
もっともバランスよく試合に使えるコンビです。
ナダルは世界最高レベルのバックを持っていますが
間に合う時はフォアハンドに回り込みます。
ナダルでさえそうですから
生半可なバックでは攻撃にならない可能性のほうが高いのです。
それでも両手にトライしたければ
先日も
「ライト君のバックハンド」 をやったばっかり。
そちらやバックハンドカテゴリーにたくさんありますので見てください。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、いつも参考にさせていただいております。
テニス歴25年の還暦過ぎの、サウスポー♂です。
バックハンドは片手スライスメインですが、もう少し攻撃性を持たせるために、両手バックハンドにしたいと思っています。
プロは、ほとんどが両手バックハンドで、”プロの技術こそがシンプルで確実性が高い”との松原コーチに意見に賛同し、両手打ちに挑戦しています。
しかし、なかなかスポットにヒットしません。片手なら簡単にスポットで打てるのですが、両手になるとダメです。
片手バックハンドが身に染みついているから変えるのは難しいよと言われるのですが、何か気をつけるポイント、押さえておかなければならないポイントなどありますでしょうか。
よろしく、ご指導下さい。
投稿者 momotaro 2013/07/12 12:19
私の答えです。
テニス歴25年の還暦過ぎの、サウスポー、を考え
バックはスライスオンリーで行くことをお勧めします。
両手打ちをある程度マスターしても
動かされてのバックハンドはスライスになると思います。
使うチャンスは少ないと思います。
それと身体に無理がかかるかもしれません。
「なかなかスポットにヒットしません」 というところも
失礼ですが
両手打ちの適性のなさを示していると思います。
左手に自信のない方は
片手バックのほうがいいです。
でも片手のトップスピンは
今からでは無理です。
プロはみんなが両手ではないです。
ロジャー・フェデラーは片手打ちですし
私自身もそうです。
打ち方がシンプルなのであって
両手が多数派だからといって
両手のほうがシンプルなわけではないのです。
プロにはどちらもいます。
むしろ強烈なバックは、片手打ちの選手に多いのです。
確かに、上手く行けば
両手打ちにして攻撃性が少し増すかもしれませんが
片手バックの精度が落ちたりして
試合全体で得るところはあまりないと思います。
攻撃できるフォアハンドと堅実なバックハンドの組み合わせが
もっともバランスよく試合に使えるコンビです。
ナダルは世界最高レベルのバックを持っていますが
間に合う時はフォアハンドに回り込みます。
ナダルでさえそうですから
生半可なバックでは攻撃にならない可能性のほうが高いのです。
それでも両手にトライしたければ
先日も
「ライト君のバックハンド」 をやったばっかり。
そちらやバックハンドカテゴリーにたくさんありますので見てください。