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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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不思議人マイヤー

ウィンブルドン準々決勝
ドイツのマイヤーがジョコビッチに敗れた。

薄いグリップで
面を上向きにテイクバックしていく
ひらひらフォアハンド
突然打ち出すバックハンドに
サイドスピンのかかったドロップショット。
スクールなら上級に上がりそうもないようなぎこちないサーブ。

最初、ふざけているのかと思ったのだが
とても、地球人とは思えないリズムの取り方や動き方。

とにかく見ていて飽きない。


マイヤー


どう見てもジョコビッチが苦労するようには思えない。

でもここは、ウィンブルドンのベスト8
そんなにへぼなやつ、いるわけがない。

やっと取ったポイントでは

ジョコのガッツポーズ


結局ジョコビッチがストレート勝ちしたが
最後までリズムに乗れず困っていた。


1960年代の有名人
ミロスラフ・メチージュを思い出した。
ソウルオリンピックの金メダルを取った人。

やはりなんだか不思議なフォームで
あっと驚くようなショットを打つ。

この人にはまっとうなチャンピオン
マッツ・ビランデルが負け越している。


あのマッケンローにメチージュ、そしてマイヤー

彼らは天才か? ミュータントか?



最近は、テニス技術も行くところまで行きつき

みんなが同じようなトップスピンにサーブ
つまりジョコビッチのようなスタイルじゃないと勝てない。

だからこうしないと勝てないよと、松原コーチも言っていた。 悪だくみ



でも、マイヤー以外にもオーストラリアのトミッチも

なんか不思議な人たちが出てきた。

まだまだ、テニスは進化する要素を持っているのかもしれない。

多様性のあることはいいことだ。  ナイス!




さて今日のもう1つのブログ

『松原雄二のテニス技術解説』
はサーブの話し
以前の定期購読の記事の焼き直し。

無料の設定なのでひまな人はぜひ。

年寄りのひとり言 | 投稿者 松原コーチ 18:58 | コメント(0) | トラックバック(0)