2012年01月12日
優勝した人は
昨日は東戸塚校の男子オープントーナメント
惜しくも決勝で敗退した、中沢さんのコメントを紹介した。
早速、対戦相手
優勝された澤田さんからやはり3通のコメントをいただいた。
中沢さんのコメントと続けて読むと
試合で何を考えなければならないのか
次の課題は?
とても興味深い内容だ。
以下がそのコメントの全文。
お疲れ様です。毎年お世話になっています。今年も楽しませていただいた澤田です。毎年景気付けと、試合勘を得るために参加させていただいておりましたが、今年は少し違った意味で参加させていただきました。
既に40台半ばとなり、正直年々試合で勝てなくなってきておりました。色々練習方法やトレーニング方法を変えても中々よくならず、正直試行錯誤の連続です。その一貫として、今年は年末年始例年通りの走り込みを中心としたトレーニングを行いつつ、ボールを打つことも減らしませんでした。更に、3連休中の土日共に、午前・午後2時間ずつ振り回しを中心としたきつい練習メニューを行い、かつ筋トレも加えて体力的に追い込んで今年の大会に挑みました。この状況でどこまで出来るか、自分に挑戦する意味合いが大きい試合になりました。ただ、試合が経過するにつれ、最近試合で勝ち残ることがめっきり減ったためか、途中から体力的な消耗と言うよりも、勝ち進む上でメンタル的な消耗?が大きかったような気がしました。中でもゲームの鍵となるフォアハンドが強く打てなくなってしまい、特に決勝では完全に手打ちになり、ラリーで優位に立てなくなり苦労しました。(続く)
投稿者 澤田 2012/01/11 20:50
(続き)恥ずかしいですが、正直ビビッてしまってましたね(予想通り、試合後のワンポイントレッスンでは普通に打てましたが・・・。)。
従って途中からは、ミスをしないで相手に圧力をかけること、サービスでポイントを取りに行くこと、リターンミスをしないことを心がけて試合を進めていましたが、終始苦しかったです。
また、中沢さんから興味深いコメントが有り、大変勉強になりました。
ここまで考えられてプレーされたことを実践できることは日頃の練習の賜物だと思われます。
校長はバックのスピンの重要性を説いておられましたが、確かにそうで、私は出来る限りスライスは減らすよう努力しています(中沢さんと違ってスライスが苦手なのもあります)。どうしてもスライス使うと私の場合プレーが消極的になりやすく、ミス待ちテニスになりやすいのです。但し、あの決勝戦で、あの状況で正直フォアを振り切れずになっていた自分に対しては、中沢さんの切れるスライスは有効であったとも考えます。強く打てないので、引く滑るスライスの返球にかなり苦労していました。あれが、フラットからスピン系だと、振れて無くてももう少し強いボールが打てていたかもしれません。自分が思うには、局面打開のヒントはむしろその後の展開に隠されていたような気がします。またよろしくお願いします。
投稿者 澤田 2012/01/11 20:51
すいません。
最後に何か私にアドバイスいただけませんか?
このように、1日の中でもメンタル的に左右され、フォアが打てる、打てないで調子が左右されます。結構レベルが高いと言われる相手に勝つこともあれば、調子が出ないでやられちゃう時が混在して、自分でも自分のテニスが良く分からなくなっています。だから、こような中沢さんのコメントが大変嬉しく思うのです。
長文ですいませんでした。
投稿者 澤田 2012/01/11 21:03
私の答えです。
澤田さんがどう思いながら試合をしていたのか
今現在どんなコンディションで参加されていたのかがわかり
面白いのはもちろんだが
その努力には頭が下がる。
ありがとうございました。
私自身
39才のときに久しぶりに試合に復帰したのを思い出す。
その時はトレーニングをして体力が戻り
それなりの成績を上げることができた。
その次、40代後半にもう一度やってみようと思ったが
思うように、体力が戻らなかったのを覚えている。
まあ、体力については
がんばるしかないし
まだ、いける歳なんじゃないかなと思う。
さて技術的な話をしよう。
今回、澤田さんのプレーを見ていて
気になったのがフォアハンド。
前はもう少しテイクバックの面が後ろを向いていたように思う。
今回は中沢さんのほうが後ろ向きだったように思う。
たとえばフェデラーはこう。
ここをクリックして、動画と連続写真で見てほしい。
グリップも2人、同じくらいでは。
3コマ目辺り、面が後ろを向いてますよね。
こう引けば
安心して、ふかさないで打てる。
どのグリップの人もですよ。
安心して打てるなら
早めに、速いテンポでも攻撃できる。
もちろんフィニッシュは上体の左側。
フォアがショートにも打てれば
短いボールを気軽に決めることはもちろん
ショートクロス、プラス、バックのロングボレーとか
面白い点の取り方も出来るようになる。
もちろん試合に安心感が出て
リラックスして試合できるようになる。
なんか急がば回れみたいだが
やはりフォアではないだろうか。
ぜひ、うちにも練習に来てくださいね。
惜しくも決勝で敗退した、中沢さんのコメントを紹介した。
早速、対戦相手
優勝された澤田さんからやはり3通のコメントをいただいた。
中沢さんのコメントと続けて読むと
試合で何を考えなければならないのか
次の課題は?
とても興味深い内容だ。
以下がそのコメントの全文。
お疲れ様です。毎年お世話になっています。今年も楽しませていただいた澤田です。毎年景気付けと、試合勘を得るために参加させていただいておりましたが、今年は少し違った意味で参加させていただきました。
既に40台半ばとなり、正直年々試合で勝てなくなってきておりました。色々練習方法やトレーニング方法を変えても中々よくならず、正直試行錯誤の連続です。その一貫として、今年は年末年始例年通りの走り込みを中心としたトレーニングを行いつつ、ボールを打つことも減らしませんでした。更に、3連休中の土日共に、午前・午後2時間ずつ振り回しを中心としたきつい練習メニューを行い、かつ筋トレも加えて体力的に追い込んで今年の大会に挑みました。この状況でどこまで出来るか、自分に挑戦する意味合いが大きい試合になりました。ただ、試合が経過するにつれ、最近試合で勝ち残ることがめっきり減ったためか、途中から体力的な消耗と言うよりも、勝ち進む上でメンタル的な消耗?が大きかったような気がしました。中でもゲームの鍵となるフォアハンドが強く打てなくなってしまい、特に決勝では完全に手打ちになり、ラリーで優位に立てなくなり苦労しました。(続く)
投稿者 澤田 2012/01/11 20:50
(続き)恥ずかしいですが、正直ビビッてしまってましたね(予想通り、試合後のワンポイントレッスンでは普通に打てましたが・・・。)。
従って途中からは、ミスをしないで相手に圧力をかけること、サービスでポイントを取りに行くこと、リターンミスをしないことを心がけて試合を進めていましたが、終始苦しかったです。
また、中沢さんから興味深いコメントが有り、大変勉強になりました。
ここまで考えられてプレーされたことを実践できることは日頃の練習の賜物だと思われます。
校長はバックのスピンの重要性を説いておられましたが、確かにそうで、私は出来る限りスライスは減らすよう努力しています(中沢さんと違ってスライスが苦手なのもあります)。どうしてもスライス使うと私の場合プレーが消極的になりやすく、ミス待ちテニスになりやすいのです。但し、あの決勝戦で、あの状況で正直フォアを振り切れずになっていた自分に対しては、中沢さんの切れるスライスは有効であったとも考えます。強く打てないので、引く滑るスライスの返球にかなり苦労していました。あれが、フラットからスピン系だと、振れて無くてももう少し強いボールが打てていたかもしれません。自分が思うには、局面打開のヒントはむしろその後の展開に隠されていたような気がします。またよろしくお願いします。
投稿者 澤田 2012/01/11 20:51
すいません。
最後に何か私にアドバイスいただけませんか?
このように、1日の中でもメンタル的に左右され、フォアが打てる、打てないで調子が左右されます。結構レベルが高いと言われる相手に勝つこともあれば、調子が出ないでやられちゃう時が混在して、自分でも自分のテニスが良く分からなくなっています。だから、こような中沢さんのコメントが大変嬉しく思うのです。
長文ですいませんでした。
投稿者 澤田 2012/01/11 21:03
私の答えです。
澤田さんがどう思いながら試合をしていたのか
今現在どんなコンディションで参加されていたのかがわかり
面白いのはもちろんだが
その努力には頭が下がる。
ありがとうございました。
私自身
39才のときに久しぶりに試合に復帰したのを思い出す。
その時はトレーニングをして体力が戻り
それなりの成績を上げることができた。
その次、40代後半にもう一度やってみようと思ったが
思うように、体力が戻らなかったのを覚えている。
まあ、体力については
がんばるしかないし
まだ、いける歳なんじゃないかなと思う。
さて技術的な話をしよう。
今回、澤田さんのプレーを見ていて
気になったのがフォアハンド。
前はもう少しテイクバックの面が後ろを向いていたように思う。
今回は中沢さんのほうが後ろ向きだったように思う。
たとえばフェデラーはこう。
ここをクリックして、動画と連続写真で見てほしい。
グリップも2人、同じくらいでは。
3コマ目辺り、面が後ろを向いてますよね。
こう引けば
安心して、ふかさないで打てる。
どのグリップの人もですよ。
安心して打てるなら
早めに、速いテンポでも攻撃できる。
もちろんフィニッシュは上体の左側。
フォアがショートにも打てれば
短いボールを気軽に決めることはもちろん
ショートクロス、プラス、バックのロングボレーとか
面白い点の取り方も出来るようになる。
もちろん試合に安心感が出て
リラックスして試合できるようになる。
なんか急がば回れみたいだが
やはりフォアではないだろうか。
ぜひ、うちにも練習に来てくださいね。
自分のコメントへの回答、ありがとうございました。
試合終了まで積極性を保つ方法、またそれらを実践する為の技術的なバックボーン等々、今回の敗戦は大きな糧(材料?)になりそうです。
(往復書簡のようのなってしまいましたが) 対戦相手の澤田さんの心境がわかり、とても参考になりました。あれほどのスキルでも、1日の中で自信のUpDownがあって、振りに影響することがわかり、改めて勉強になりました。 (勝手ながら)ご縁を大切にさせていただき、また遊びに行かせてください。