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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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フォアで振り遅れない引き方

フォアハンドで振り遅れてしまうという質問を
『ぴょん吉』 さんからいただきました。

今日は、その答えの概要をここで
詳しい打ち方や薀蓄をもうひとつのブログ
『松原雄二のテニス技術解説』
 で説明します。



以下が、『ぴょん吉』 さんからのコメント全文です。


マイク いつもためになる投稿ありがとうございます。

フォアハンドについて質問です。
私はこれまでヒューイットに憧れていたこともあり、フォアのテイクバックをかなり大きくサーキュラー気味に引いていました。
上手く当たれば良い球が行くのですが、バックアウトも多く、悩んでいた時に松原コーチの振り子型のテイクバックに出会いました

その後テイクバックを振り子型に変えたところ明らかにフォアが安定したのですが、一つだけうまくいかないことがあります。
それはボレー対ストローク練習の際にストローク側になった時にどうしても振り遅れてしまうのです。
早く準備する、というのは当然だと思うのですが、それ以外に何か意識した方がよいことはありますか?
投稿者 ぴょん吉 2011/08/30 14:48





私の答えです。

スマイル まず、私のこだわりを先にお話しますと

プロのスウィングの基本はすべて振り子型だということ。

ただ純粋な振り子ですと、高い打点への対応が難しかったり
いろいろなスピンを打ち分けにくいなどで
プロはテイクバックに、その変形型を使っているのです。 ナイス!

ヒューイットは振り子を基本にした
高い位置からのテイクバックで安定したショットを打ちます。

高い位置から引くというのも、速いサーブなどに対し
時間が無くても、間に合わせる手段なのです。

ただ、きちっと面が下を向かないような形で
単純にサーキュラーテイクバックをすると面が上を向いて
アウト連発になりますので要注意です。

上向き


もちろん、高く構えたら滑ってくるボレーに対しては
ちょっと不利かもしれませんね。  悪だくみ

相手がネットにいるときは
構えを下げるべきだと思います。


振り子だとボレーに対し、振り遅れるということですが

早く構えるというのはもちろん必要ですが
もうひとつテイクバックを小さくしたらどうでしょう。 ナイス!

そのいちばん極端な人が、クルム伊達公子さんです。

この人のスウィングも後半分がありませんが基本は振り子です。 ピース



さて、プロのスウィングは通常、ループスウィングと呼ばれますが
その中でも、スモールループと呼ばれる
小さめのテイクバックが主流だと思います。

このスモールループの考え方と状況による切り替え。


ヒューイットのような高い構えからの注意点、等々については
さらに詳しく、もうひとつのブログ

『松原雄二のテニス技術解説』
 で説明します。

ぜひそちらにもおいでください。   叫び



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 17:55 | コメント(0) | トラックバック(0)