2012年06月06日
腕の使い方と向きのセット
『ヒロリン』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
ご無沙汰しています。。
私も体の正面で打つフォア、マスターしたいです。
ユーチューブでフェデラーの練習風景という動画を見ていると確かに、余裕があるときでも、体は正面で打っていますね、、それも簡単そうに、綺麗に、、、上体も無理にねじっているようにも見えません。。
ただスクールでは、必ずしっかり横向きを作って打ちましょうと、指導されてしまいます。
逆に、ここまで横向きにこだわる理由ってもしかして何かあるのかな?と思ったりします。
私の場合、正面でフォアを打つと、ふかしてしまいポワァンとしたボールになってしまう事が多いため余計に矯正的指導が来てしまう感じです。
正面で打ってもふかさないコツは何かありますでしょうか?
あとバックは、横向きを作った方がよろしいでしょうか?
お暇なときよろしければお返事頂けると、嬉しいです。。
投稿者 ヒロリン 2012/06/03 14:43
私の答えです。
フォアハンドの打ち方に2系統あると思ってください。
1つはいつも私が言っている
腕を捻らず、弧を描いて振る打ち方。
これが現代テニスの、特に男子の普通の打ち方です。
ラケットが真後ろまで引くと面が後ろ向きになります。
実はこれとセット販売なのが
上体をインパクトで前に向けること。
前向きにならないと
左半身が邪魔になり勢いが付きにくく
無理に振ると
腕が左半身にぶつかり
面がかぶり気味になります。
さて、もう1つのほうが
ちょっと古典的な打ち方。
ラケット面を垂直にしたまま引き
垂直のまま、インパクトです。
垂直のまま振るということは
肩関節で見れば
徐々に内旋させ、面を被せていくのです。
このスウィングをするためには
しっかり横向きになり
インパクトでも開かないようにする。
左半身を壁にすることにより
面が被さっていくのです。
もし、インパクトでしっかり前向きになると
面が上を向きやすくなり
アウトが多くなります。
だから、ちゃんと横を向け、開くな
とやるわけです。
この打ち方も
修練すれば入るようになります
思い切りフルスウィングできないということ以外に
欠点は無いのです。
われわれも
レッスンでゆるくつなげる時に
薄いグリップでこれを使います。
テニス界で指導的立場にある世代
50台より上でしょうか
その人たちはほとんどこの打ち方です。
この人たちが校長やヘッドコーチでいて
自分の打ち方で指導しているならば
当然
横向き重視、開くなの連呼です。
いまどきのテニスで
強い選手は出ないと思います。
さてこの二つの打ち方
当然この間の人もたくさんいます。
コーチには横向き、垂直面で引くように言われ
上手い選手は前を向くのでまねをする。
それにある程度前を向かねば、強く打てない。
コーチの言うことをちゃんと聞いた人
特に女子の選手にたくさんいます。
斜め下向きに引き
振り終わりを前向きくらいにする。
ケルバーもイワノビッチも最後はミスを連発
下向きに引く選手に負けてしまいましたね。
ところで
テイクバックの面とインパクトの向き
セットでお買い求めくださいね。
下向きに引いて前を向かなければネット
垂直に引いて、上体前向きなら、しっかりふかします。
間の人は、両方、間にしてください。
以下がそのコメントの全文です。
ご無沙汰しています。。
私も体の正面で打つフォア、マスターしたいです。
ユーチューブでフェデラーの練習風景という動画を見ていると確かに、余裕があるときでも、体は正面で打っていますね、、それも簡単そうに、綺麗に、、、上体も無理にねじっているようにも見えません。。
ただスクールでは、必ずしっかり横向きを作って打ちましょうと、指導されてしまいます。
逆に、ここまで横向きにこだわる理由ってもしかして何かあるのかな?と思ったりします。
私の場合、正面でフォアを打つと、ふかしてしまいポワァンとしたボールになってしまう事が多いため余計に矯正的指導が来てしまう感じです。
正面で打ってもふかさないコツは何かありますでしょうか?
あとバックは、横向きを作った方がよろしいでしょうか?
お暇なときよろしければお返事頂けると、嬉しいです。。
投稿者 ヒロリン 2012/06/03 14:43
私の答えです。
フォアハンドの打ち方に2系統あると思ってください。
1つはいつも私が言っている
腕を捻らず、弧を描いて振る打ち方。
これが現代テニスの、特に男子の普通の打ち方です。
ラケットが真後ろまで引くと面が後ろ向きになります。
実はこれとセット販売なのが
上体をインパクトで前に向けること。
前向きにならないと
左半身が邪魔になり勢いが付きにくく
無理に振ると
腕が左半身にぶつかり
面がかぶり気味になります。
さて、もう1つのほうが
ちょっと古典的な打ち方。
ラケット面を垂直にしたまま引き
垂直のまま、インパクトです。
垂直のまま振るということは
肩関節で見れば
徐々に内旋させ、面を被せていくのです。
このスウィングをするためには
しっかり横向きになり
インパクトでも開かないようにする。
左半身を壁にすることにより
面が被さっていくのです。
もし、インパクトでしっかり前向きになると
面が上を向きやすくなり
アウトが多くなります。
だから、ちゃんと横を向け、開くな
とやるわけです。
この打ち方も
修練すれば入るようになります
思い切りフルスウィングできないということ以外に
欠点は無いのです。
われわれも
レッスンでゆるくつなげる時に
薄いグリップでこれを使います。
テニス界で指導的立場にある世代
50台より上でしょうか
その人たちはほとんどこの打ち方です。
この人たちが校長やヘッドコーチでいて
自分の打ち方で指導しているならば
当然
横向き重視、開くなの連呼です。
いまどきのテニスで
強い選手は出ないと思います。
さてこの二つの打ち方
当然この間の人もたくさんいます。
コーチには横向き、垂直面で引くように言われ
上手い選手は前を向くのでまねをする。
それにある程度前を向かねば、強く打てない。
コーチの言うことをちゃんと聞いた人
特に女子の選手にたくさんいます。
斜め下向きに引き
振り終わりを前向きくらいにする。
ケルバーもイワノビッチも最後はミスを連発
下向きに引く選手に負けてしまいましたね。
ところで
テイクバックの面とインパクトの向き
セットでお買い求めくださいね。
下向きに引いて前を向かなければネット
垂直に引いて、上体前向きなら、しっかりふかします。
間の人は、両方、間にしてください。