2012年05月14日
両手バックの不調は
ヒゲおやじさんから質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ
有料ブログ閉鎖ということで少々ガッカリしています。
閉鎖前に質問です。
両手バックが不調に陥ってます。
原因はテークバックが小さすぎることで、捻りが足らず手打ち気味に
なっていることだと思います。
私はナルバンディアンのバックハンドが好きなのですが
彼のテークバックは振り子のような気がします。
以前のスジガネ君RBの解説では両手バックは、相手に面を
向けたまま直線的に引くとの解説でしたが、振り子で引くと
テークバックが大きくなりすぎて両手の良さがなくなるのでしょうか?
投稿者 ヒゲおやじ 2012/05/12 15:10
私の答えです。
まず、直線的なスウィングの両手バックですが。
所詮、肩を中心にスウィングするわけで
肩を支点とした振り子であることは間違いありません。
振り子の曲線に見えるか
直線的に見えるのかといった違いでしょうか。
手首を使わないでトップスピンをかけると
上下動が多くなって振り子気味に見えたりするのでしょう。
もう1つは高くセットする人は
振り出すときに一度落とすわけで
これも振り子っぽく見えます。
もちろん手首の角度を動かしているわけで
振り子だから曲線的に見えるとも限りません。
直線的に振る、とは
両手バックが小さく鋭く振るためのコツだと思ってください。
曲線のほんの一部を見ると、ほぼ直線なんです。
さて、不調の原因ですが
お話の雰囲気から感じるのですが
腕の固め方が足りないのではないでしょうか。
それと横向きになるのが遅い。
ゆっくり捻っている時間はありません。
さっと横向きをつくり
腕を、特に左腕、左手首を固めて
小さく鋭く振る。
腰の捻りは、振り出すときの上体の遅れで自然に出来ます。
その腰も横向きから前向きに動くだけ。
下半身を使って上体や腕を上手く誘導する、加速する
なんて考えないほうがいいです。
横向く、手の位置をおなかから離して
左手首を硬くしたまま、腕でパチンです。
そのまま腕を右肩の上に引っ張りこみます。
アウトサイドインです。
両手バックは両腕がしっかりしているので
片手バックや片手フォアとは
運動の、身体からラケットへの伝達具合が違います。
今日はこれについて
もう1つのブログ
『 松原雄二のテニス技術解説』 で説明します。
もうちょっと詳しく読みたい方はどうぞ。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ
有料ブログ閉鎖ということで少々ガッカリしています。
閉鎖前に質問です。
両手バックが不調に陥ってます。
原因はテークバックが小さすぎることで、捻りが足らず手打ち気味に
なっていることだと思います。
私はナルバンディアンのバックハンドが好きなのですが
彼のテークバックは振り子のような気がします。
以前のスジガネ君RBの解説では両手バックは、相手に面を
向けたまま直線的に引くとの解説でしたが、振り子で引くと
テークバックが大きくなりすぎて両手の良さがなくなるのでしょうか?
投稿者 ヒゲおやじ 2012/05/12 15:10
私の答えです。
まず、直線的なスウィングの両手バックですが。
所詮、肩を中心にスウィングするわけで
肩を支点とした振り子であることは間違いありません。
振り子の曲線に見えるか
直線的に見えるのかといった違いでしょうか。
手首を使わないでトップスピンをかけると
上下動が多くなって振り子気味に見えたりするのでしょう。
もう1つは高くセットする人は
振り出すときに一度落とすわけで
これも振り子っぽく見えます。
もちろん手首の角度を動かしているわけで
振り子だから曲線的に見えるとも限りません。
直線的に振る、とは
両手バックが小さく鋭く振るためのコツだと思ってください。
曲線のほんの一部を見ると、ほぼ直線なんです。
さて、不調の原因ですが
お話の雰囲気から感じるのですが
腕の固め方が足りないのではないでしょうか。
それと横向きになるのが遅い。
ゆっくり捻っている時間はありません。
さっと横向きをつくり
腕を、特に左腕、左手首を固めて
小さく鋭く振る。
腰の捻りは、振り出すときの上体の遅れで自然に出来ます。
その腰も横向きから前向きに動くだけ。
下半身を使って上体や腕を上手く誘導する、加速する
なんて考えないほうがいいです。
横向く、手の位置をおなかから離して
左手首を硬くしたまま、腕でパチンです。
そのまま腕を右肩の上に引っ張りこみます。
アウトサイドインです。
両手バックは両腕がしっかりしているので
片手バックや片手フォアとは
運動の、身体からラケットへの伝達具合が違います。
今日はこれについて
もう1つのブログ
『 松原雄二のテニス技術解説』 で説明します。
もうちょっと詳しく読みたい方はどうぞ。