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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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スライスサーブの面

今日は 『ocian-side』 さんの質問に答えます。

以下がそのコメントの全文です。
ちょっと長いですが読んでみてください。


マイク こんにちは,いつも楽しく読ませていただいています。
今回はサーブについて,よろしくお願いします。

テニスは30年もやっており,ある面サーブを入れることはできますが,
これではいけないと思い,サーブを直すことにしました。
グリップは全てのショットでコンチのワングリップです。

年齢的なこともありますが,昔からサーブはパワーやスピードではなく,
スライス回転をかけ,低い弾道で滑って切れていくサーブを打ちたいと思っています。

松原コーチのスライスサーブの解説を読んで,
内向きの面と手首を固定がポイントということで,
チャレンジしてみました。

ボールが散らばらなくなったのは事実ですが,
回転はかかりますが,薄い当たりになってしまいます。

そこで気がついたのですが,スライス回転をかけようという意識が強いため,
小指側からスイングしていて,
インパクトの時に手の平までかなり内向きになっていることに気がつきました。

コンチネンタルグリップの特性から言うと,
ラケット面は内向きにしても,手に平は打つ方を向いていないと,
厚い当たりのスライスサーブにならないのでは…と思いました。

この考え方は間違っているでしょうか。

投稿者 ocian-side 2012/05/01 10:58





私の答えです。

スマイル 面を構えたときに内向きにし
手首を固定して
回内をあまり使わないでスウィング。


手首の内向き


このセットで安定したスライスサーブが打てます。

『ocian-side』 さんのコメントを見ますと
ボールが散らばらなくなった、ということで
狙いは当たっているようですね。

ただ、当たりが薄すぎて威力がない。


手のひらがどちらに向くかということに関しては
私はあまり触れません。

その人によって
グリップもその人の手の形も
微妙に違うからです。

ラケット面の内向きがどの程度か?
そのときの固定した手首の形は?
という部分を調整してみてください。

それを自分のイメージに合うところで固定する。


インパクトで


「ラケット面は内向きにしても,手に平は打つ方を向いていないと,
厚い当たりのスライスサーブにならないのでは…と思いました。」

というのはそのとおりだと思いますが
面と向かってのプライベートレッスンではないので
『ocian-side』 さんの手の形や
コンチネンタルグリップの厚さが判りませんので
手の平をどうしろとはいいにくいのです。


さて、ラケット面の内向きのことと
手首を固定することとは

説明で根本的に違うことがあります。

ラケット面の内向きは、適度に内向きなのです。

内を向けば向くほど良いわけではありません。

手首を固定するほうは
硬くすればするほど良いわけではないのですが
硬すぎても別にかまいません。


似たような話に
腰を落とせば落とすほどよかったり
ボールを押せば押すほどよかったり
ボレーのスウィングは小さければ小さいほどよかったり

色々と、テニスを難しくしてしまう
病気にかかることがあるので注意が必要です。  ナイス!



サーブ | 投稿者 松原コーチ 13:39 | コメント(2) | トラックバック(0)