2012年05月01日
フォアハンドの軸足
『makotasu』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ
当記事とは関係のない質問で恐縮なのですが、フォアハンドについて、1つ質問させて下さい。
右打ちのトップスピンストロークにおいて、体重をボールに乗せるために、右足のひねり上げと左足をつっかえ棒のように使って腰の回転を高めると言う記事がございました。これらの2点は、スタンスによってどちらか一方を選択すると良いのでしょうか?それとも、スタンスによらず同時にこの2点を実施するのが良いのでしょうか?
毎度、恐れ入りますが、なにとぞよろしくご教授ください。
投稿者 makotasu 2012/04/30 17:57
私の答えです。
『右足のひねり上げ』 というのはオープンスタンスでの
身体を回すための方法ですね。
実際に打つときは
右足1本で踏ん張って打ちます。
左足は右足に乗る前に乗っていたというだけで
位置あわせ以外は
何もしないと思っていいでしょう。
もう1つの
『左足をつっかえ棒のように使って腰の回転を高める』
というのはスクエアーかクローズドのスタンスです。
前に踏み込んだ左足を踏ん張ることにより
体重移動のブロックと
腰の回転を誘発するのに使います。
オープンスタンスでは
右足の踏ん張りのみですから
左足は使いようがありません。
逆にクローズドでは
左足は右に乗っていく前に乗っていただけ。
右足は左に乗っていく前に乗っていただけ。
やはり何もしません。
みなさん、体重移動というと
前に押すことを考えがちで
押すための後ろ足と思ってしまうようですが。
押すより、止めるほうの脚が大事。
普通に歩いていけば
右足から左足に
左足から右足に自然に体重移動します。
その程度の話し。
歩きでも体重移動に後ろ足が押していますが
せいぜい、地面との摩擦抵抗と
空気の抵抗に逆らう程度。
ボールを打つときに
後ろ足でがんばって押すなんてことはありません。
机の前で考えると上手くいきません。
ラケットを持って、いや持たなくても
左足から右足に移動して、左足で止まってみてください。
左足のほうががんばっているでしょう。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ
当記事とは関係のない質問で恐縮なのですが、フォアハンドについて、1つ質問させて下さい。
右打ちのトップスピンストロークにおいて、体重をボールに乗せるために、右足のひねり上げと左足をつっかえ棒のように使って腰の回転を高めると言う記事がございました。これらの2点は、スタンスによってどちらか一方を選択すると良いのでしょうか?それとも、スタンスによらず同時にこの2点を実施するのが良いのでしょうか?
毎度、恐れ入りますが、なにとぞよろしくご教授ください。
投稿者 makotasu 2012/04/30 17:57
私の答えです。
『右足のひねり上げ』 というのはオープンスタンスでの
身体を回すための方法ですね。
実際に打つときは
右足1本で踏ん張って打ちます。
左足は右足に乗る前に乗っていたというだけで
位置あわせ以外は
何もしないと思っていいでしょう。
もう1つの
『左足をつっかえ棒のように使って腰の回転を高める』
というのはスクエアーかクローズドのスタンスです。
前に踏み込んだ左足を踏ん張ることにより
体重移動のブロックと
腰の回転を誘発するのに使います。
オープンスタンスでは
右足の踏ん張りのみですから
左足は使いようがありません。
逆にクローズドでは
左足は右に乗っていく前に乗っていただけ。
右足は左に乗っていく前に乗っていただけ。
やはり何もしません。
みなさん、体重移動というと
前に押すことを考えがちで
押すための後ろ足と思ってしまうようですが。
押すより、止めるほうの脚が大事。
普通に歩いていけば
右足から左足に
左足から右足に自然に体重移動します。
その程度の話し。
歩きでも体重移動に後ろ足が押していますが
せいぜい、地面との摩擦抵抗と
空気の抵抗に逆らう程度。
ボールを打つときに
後ろ足でがんばって押すなんてことはありません。
机の前で考えると上手くいきません。
ラケットを持って、いや持たなくても
左足から右足に移動して、左足で止まってみてください。
左足のほうががんばっているでしょう。